すし処しあわせ
琴似で寿司なら外せない店
札幌第二の繁華街「琴似」で寿司を食べるなら「すし処しあわせ」は、まず候補にあげるべき一軒になります。
その理由は、リーズナブルな値段で質の高いタネ揃いの寿司をいただけるからです。
場所は地下鉄東西線琴似駅5番出口から徒歩1〜2分ほど。
一見、寿司店とは思えないカフェ風の外観です。
店内はちょっとオシャレな扇型、緩やかなカーブを描くカウンターがメイン(他テーブル1卓)になっています。
おすすめは3種類あるコース。
「うめ」3,300円、「ゆり」3,850円、「らん」4400円(以下全て税込)となっており、どれもが内容的にコスパの高さを感じさせてくれるものです。
コースの一例をご紹介しましょう(寿司タネの表記は店内のもの)。
この日のお通しは店の定番でもある「たこのマリネ」。さわやかな酸味が食欲を刺激します。
握りは「平目」からスタート。シャリ(酢飯)のおいしさが良くわかる寿司ネタです。
「ほたて」はしっかり食感を楽しめます。さすが北海道。
「あわび」は硬すぎない厚みに切られており、シャリと馴染みます。
「さば」軽めの締め具合が酢飯と好相性をみせてくれます。
「大助」羅臼産の高級サーモンです。上品な脂の乗り。
「ぼたんえび」甘みが十分。北海道を味わっている気分になれます。
「さんま」昨今希少な魚なのに、寿司で味わえるのはありがたい。
「ズワイガニ」寿司タネにはやっぱりズワイガニ。かにの旨味がたっぷり。
「中トロ」本マグロの脂が口の中でトロけます。
「いくら」自家製でしょうか、卵の味がしっかり感じられ、パリッとした海苔の香りに包まれます。
「うに」甘みと旨味のハーモニー、これも海苔との相性抜群です。
「たまご」焼きたての熱々を出してくれます。店自慢の一品でしょう。
以上、ある日のコース「らん」の内容でした。
この店の寿司はシャリがふんわり握られており、口の中でホロリと崩れてそれぞれのタネと一体化するので、目の前に出されたら、すぐに食べるのがおすすめです。
日本酒は道内からは増毛の「国稀」釧路の「福司」、その他秋田の「阿桜」新潟の「越後鶴亀」など厳選のラインアップ。メニューにはそれぞれの「日本酒度(辛口・甘口の目安)」が記載されており、選びやすくなっています。
コース以外に「お好み」での注文も可能(カウンターに寿司タネ表があります)ですが、まずはコースをいただいて、もし足りなければリクエストや追加するのがおすすめです。
琴似で気軽に入れて、注文もしやすいのにちょっとした高級な寿司が味わえる。「すし処しあわせ」はその店名どおり、きっと幸せな気分にしてくれることでしょう。
その他の写真
店データ
- 店名
- すし処しあわせ
- 住所
- 札幌市西区琴似1条4-1-2 丹羽ビル1F
- 電話番号
- 011-614-4666
- 営業時間
- 12:00〜14:30、17:00〜22:00
- 定休日
- 木曜日・第3水曜日
- アクセス
- 地下鉄駅東西線琴似駅5番出口 徒歩1分
- 予算
- 5〜6,000円