円山教授。
積丹のうに丼屋が営む札幌のカレー店
カレーの街札幌で “北海道らしいカレー” を食べたいなら「円山教授。」がおすすめ。
その理由は、積丹町にあるうに丼店「田村岩太郎商店」が札幌で営むカレー店だからです。
場所は地下鉄東西線西18丁目から歩いて6〜7分、円山地区の住宅地にひっそりと。
しかし看板など一見して “只者ならぬ” 雰囲気を漂わせた店構えで、店内にもテーブル周りや壁一面に遊び心を表現する仕掛けがいろいろ見えます。
ワクワク感を盛り上げる一方で、着席するとテーブルにはレモンの入ったウォーターサーバーが置いてあるところなど、カレー店としての気遣いも感じさせます。
この店の人気ナンバーワンは「浜カレー」。
本店の田村岩太郎商店で期間限定メニューとして提供してきた海鮮カレーを札幌でも再現しました。
具材には甘エビの素揚げにイカ・ホタテ・ホッキなどの魚介類、そしてナス・ニンジン・ブロッコリー・パプリカ・ズッキーニなどにサニーレタスも添えられます(甘エビの素揚げは丸ごと食べるのがおすすめ)。
見た目は欧風っぽいルーカレーですが、甘エビで取った出汁に海老オイルやクリームを使うことで「辛味」と「甘味・旨味」そして「まろやかさ」の見事なバランスを作り上げています。
「浜カレー」を注文すると、店員さんに「ソテーと煮込み、どちらにしますか?」と聞かれます。
メニューの「浜カレー」がソテーで、具材をソテーしてトッピングしたもの。一方の煮込みとは「煮込み浜カレー」のことで、具材をカレーと煮込むことでその旨味がさらに引き出されたものです。
トッピングとその盛り付けでは圧倒的に「浜カレー(ソテー)」が見映えするので、初めての注文ならこちら。そして2回目には旨味たっぷりの「煮込み」も味わってみることをおすすめします。
「浜カレー」には、初夏のうに漁最盛期に本店から持ち込んだ「うに」をサプライズ的に無料トッピングしてくれる場合があります。
これこそは、この店でしか食べられない “究極の北海道カレー” ではないでしょうか。
カレーを選んだら「辛さ(1〜10)」と「ご飯の量(小〜大)」決めて無事注文完了です。
それにしても「浜カレー」の具材を見てみれば、どれもがお酒のアテになりそうなものばかり。
そんな方には「ビール」もちゃんと用意されています。
中でも、茨城県のクラフトビール「常陸野ネストビール」が浜カレーによく合い、「セット」(2,200円)なら値段もお得になるのでおすすめです。→ 現在は「小樽ビール」
カレーはこのほか「しびれ鶏カレー」や「野菜とポークのカレー」に、数量限定のこれまた見映え抜群(某スイーツのよう)な「エッグドフロマージュカレー」などもあり、あれもこれもと目移りして困るかもしれません。
さらにSNS限定で「和牛カレー」や「鶏サバカレー」が登場し、これらも常連客の大人気メニューとなっています。
「円山教授。」のカレーは、このように “究極の北海道カレー” をはじめ、オリジナリティ溢れる魅力的なものばかりで、一度食べてみれば「全てのメニューを制覇したい!」。
そんな気持ちになること間違いなしです。
その他の写真
店データ
- 店名
- 【カレー専門店】円山教授。 Webサイト
- 住所
- 札幌市中央区南4条西21丁目1-27 第5籐栄ビル
- 電話番号
- 011-522-8886
- 営業時間
- 11:00〜22:00
- 定休日
- 不定休(Facebook等で確認)
- アクセス
- 地下鉄東西線西18丁目駅 徒歩7分
- 予算
- 1〜2,000円