かね善
札幌屈指の名職人が握る寿司を味わう
「かね善(かねよし)」は札幌の名店「すし善」本店で長らく店長を務めた大金有三氏が2020年に独立して開店した寿司店です。
場所はすし善からもほど近い円山地区の北1条通り沿い。
職人歴50年以上という札幌でも屈指の経験と技を誇る名人級の寿司を味わえます。
料理は「握り」中心のセットに「料理(刺身・酒肴)+握り」のコースというラインアップです。
ここでは料理付きおまかせコースの内容をご紹介しましょう。
まずはビールでのどを潤します。
今日は「サッポロクラシック」を瓶で。
この日おつまみの一品目は「まぐろ煮こごり」
「たこ柔らか煮」
「ひらめ」
「まぐろ」
「ほたて」
「金目鯛の幽庵焼き」
お酒はすし善オリジナル酒の「雪の華」をはじめ富山の「立山」福井「九頭龍」、道内は栗山町小林酒造の「北の錦 まる田」増毛の「国稀 にごり」などを用意。
その他「本日のお酒」としてメニュー以外のお酒もあるので、ぜひ確認してみましょう。
ここでは「北の錦 まる田」から。
「北海しまえび」
ここで「ガリ」がカウンターにが置かれます。
薄くスライスしたすし善流のガリは酸味と甘みのバランスが良く、口直しにもおつまみにもなります。
さて、後半はいよいよ「握り」です。
一貫目は「まつかわカレイ」
「大とろ」
「うに」
「ほっき貝」
「ぼたんえび」
ここで、本日のお酒から北海道栗山町小林酒造の「北斗随想」を。
「にしん」
「椀」
締めの一貫は「ますのすけ」
以上で寿司はひと通りになります。
「ますのすけ」が驚くべき旨さなのでもう一杯、増毛町国稀酒造の「北海 にごり酒」を。
そしてもう一貫追加で「小肌」
最後は「お茶」
そして「デザート」で締めとなります。
酒粕アイスが口中で爽やかな甘味とともに広がります。
以上、料理・刺身が7品、握りが7貫の充実した内容でした。
北海道産の寿司タネを中心に江戸前の仕事を施しつつ、煮切り醤油のみにこだわらず塩でその新鮮さを引き立てる。さらには柑橘なども積極的に使い味に広がりを加える。
そして合わせるシャリの旨さは文句なし!
そんな円熟ともいえる技は見事で、さすがは名職人という寿司を満喫することができました。
なお、気軽に楽しめる「ランチ」営業もあるので、円山方面へ出向いた際には訪問の予定に入れてみてはいかがでしょうか。
その他の写真
店データ
- 店名
- かね善
- 住所
- 札幌市中央区北1条西23丁目2-3 バルボーニ表参道1F
- 電話番号
- 011-215-5677
- 営業時間
- 11:00〜15:00、17:00〜22:00
- 定休日
- 水曜日
- アクセス
- 地下鉄東西線円山公園駅 徒歩6分
- 予算
- 20,000円〜