コーヒー アンド サラダ ドリム
昭和の雰囲気漂う洋食系喫茶店
札幌には洋食の専門店がそれほど多くありません。しかしながら洋食メニューを用意する喫茶店もあり、昔懐かしい “喫茶洋食” を食べさせてくれます。今回ご紹介する「コーヒー アンド サラダ ドリム(coffee and salad DORIMU)」もそんな店です。
場所は地下鉄東西線の西11丁目から5〜6分南に歩いたところで、交差点の角にあります。
構えは少し時代(昭和?)を感じる喫茶店で、入ってみればカウンターと2スペースに分かれたテーブル席。その椅子やテーブルにはレトロ感があるものの、全体に整頓・清掃が行き届いており、古い喫茶店にありがちな雑然とした感じはありません。
メニューを開くと最初に「FOOD」メニューがいろいろ並んでいます。
中でも一番人気は「オムライス」、喫茶洋食の定番です。
注文すると、スプーンにフォークが添えられ、小さなミルクピッチャーに入ったドレッシングがテーブルに置かれます。ともにオムライスに添えられるサラダ用のもので、店名に「サラダ salad」を掲げるこの店のこだわりなのです。
数分後に目の前に登場した「オムライス」は、しっかり玉子に包まれケチャップが真ん中にかけられた昔風のスタイル(ふわトロ系ではありません)で、まさに懐かしさを感じさせます。
そしてワンプレートに盛られているのが「サラダ」。
シンプルながら見るからに野菜の切り方や盛り付けにも気を配っており、オリジナルのドレッシングをかけることで、店自慢のサラダとなります。
オムライスにスプーンを入れてみれば、玉子が意外に柔らかく焼かれています。そして中のチキンライスは細切りの野菜が多めで、バターに醤油か出汁系を感じさせる独特の味わい。
これら全体のバランスが絶妙で「さすがは人気の一品」 と思わせてくれるものです。
この店では他にも喫茶洋食のメニューとして定番の「スパゲティ ナポリタン」やオリジナルの「ドリム風スパゲティ(醤油味)」、各種「ピラフ」に「サンドイッチ」(コーヒー or 紅茶付き)などがそろっています。
そして各種「サラダ」(パン付き)が単品メニューとして用意されていることからも、この店のサラダに対する相当のこだわりが窺えます。
このように喫茶店の定番メニューが充実した「コーヒー アンド サラダ ドリム」は、札幌で懐かしの喫茶洋食が食べたいときに、ぜひ思い出してほしい一軒です。
その他の写真
店データ
- 店名
- コーヒー アンド サラダ ドリム(coffee and salad DORIMU)
- 住所
- 札幌市中央区南4条西20条1-1
- 電話番号
- 011-563-5711
- 営業時間
- 11:00〜20:00(土曜日は〜15:00)
- 定休日
- 日曜日・祝日
- アクセス
- 地下鉄東西線西18丁目駅 徒歩6分
- 予算
- 〜1,000円