札幌で食べる「ワンコインラーメン」おすすめはこの店!

札幌で食べる「ワンコインラーメン」おすすめはこの店!

ラーメンという庶民的な食べ物が近年素材や製法にこだわり、どんどんその値段を上昇させていることは周知の事実でしょう。
ある統計によると、全国の「中華そば・ラーメン(しょうゆ味・豚骨しょう油味含む)」の平均単価は「603円」(2021年3月現在、詳しくはこちら)とのことですが、これは最もシンプルで値段の安いメニューであることを考えると、その他多くのラーメンはさらに高価になっていることは想像に難くありません。
実際1,000円くらいするラーメンを目にすることも珍しくはなくなっています。

そんな中、「ラーメンは気軽に食べられるべき」として値段を抑えて提供する店も存在します。
今回は札幌で500円、そう「ワンコイン」(以内、2021年4月時点)でラーメンを食べられる店をご紹介しましょう。
どの店も本当のワンコイン、「税込500円以内」という条件でセレクトしてみました。
それでも「安かろう…」だけではいけません。それぞれこだわりを持って、おすすめできるラーメンを作っている店だけを取り上げています。
(サツメシ掲載店はリンクも付記していますので参考にしてください)

らーめん サッポロ赤星:ワンコインラーメンの先駆け

 

庶民的な食べ物であるラーメンの値段がどんどん高くなる中、「ワンコイン」というこだわりを持って店を始めたということでは「らーめん サッポロ赤星」はその先駆けといえるでしょう。
入口で食券を買ってカウンターで食べる「塩」「醤油」らーめんは各500円。

「塩らーめん+赤玉」

「塩らーめん+赤玉」

鶏白湯ベースにしっかりダシの効いたスープ。それによく合う中細麺はツルッとした口当たりが特徴です。
定番具材のチャーシュー、メンマ、ネギはもちろんですが、ゆで玉子(半分)と岩海苔までトッピングされているのは “手抜きなし” のラーメンといえるでしょう。
途中でカウンターに置かれる「さばにんにく粉」(好評につき店頭販売もしています)を振りかけてみれば、一気に味変が楽しめます。
さらにトッピングの「赤玉」(150円、ピリ辛の鶏挽肉だんご)をほぐしながら食べれば “ピリ辛ラーメン” にも変身するのです。
トータル的に見てもワンコインとは思えない内容で、さすがは “ワンコインの先駆け” といえるでしょう。
なお、現在ワンコインは「醤油らーめん」と「塩らーめん」で、「味噌らーめん」は800円になります。

・店名:らーめん サッポロ赤星
・住所:札幌市中央区南3条西7丁目7
・電話番号:011-272-2065
・営業時間:11:00〜22:00
・定休日:無休
・アクセス:地下鉄大通駅 徒歩8分

<サツメシ記事>

ふくや:昭和の懐かしさを感じるラーメン

店の入口には「醤油ラーメン500円 塩ラーメン500円」と掲示された上に、窓には大きな “500円玉” が貼ってあります。
それだけワンコインにこだわっているということでしょう。
店内のシンプル(メニューが少ない)な券売機で食券を購入して「醤油ラーメン」を食べてみれば、ワンコインながらしっかりしたチャーシューも乗っており、見た目に手抜きはありません。
スープは柔らかな豚骨と魚介のバランス、麺も加水の少ない歯切れの良いタイプ。共に “旭川っぽさ”を感じます。

懐かしい「醤油ラーメン」

懐かしい「醤油ラーメン」

それもそのはず、この店のご主人は札幌・琴似にある旭川ラーメンの名店「ななし」の創業者なのです。
その後「ななし」はご子息に任せ、近隣の二十四軒地区でおいしいラーメンをワンコインで提供することにこだわっています。
食べてみれば、ひと口目にはダブルスープの風味に “旭川” を感じますが、食べ進むうちに “懐かしさ” も感じてくるから不思議です。「昭和ラーメン」とは、きっとこのことなのでしょう。
「ラーメンとはこういうもの」というご主人の哲学を感じさせてくれる名店です。

・店名:昭和ラーメン ふくや
・住所:札幌市西区二十四軒3条4丁目2-2
・電話番号:011-622-2810
・営業時間:11:00〜20:00
・定休日:水曜日
・アクセス:地下鉄東西線二十四軒駅 徒歩4分

<サツメシ記事>

東京五十番:ワンコインでお釣りがもらえるラーメン

札幌でワンコインラーメンというだけでその軒数は限られますが、さらに500円でお釣りのもらえるラーメンとなれば “希少な店” といえるでしょう。
その一軒が「東京五十番」です。
この店の本店が狸小路のドンキホーテ地下にあった時、その案内板には「昔ながらの味と値段 ラーメン380円〜」と書かれていました。
今でこそ少し値上げされたものの、それでも税込430円。本店の移転前の値段は “税抜” だったため、(当時の消費税8%で)実質410円でした。
わずか20円の値上げで頑張り、今なお「ワンコインでお釣りのもらえる希少な店」であり続けています。

正油ラーメンは「支那そば」風

正油ラーメンは「支那そば」風

その「正油ラーメン」(430円)は、その見た目も東京の懐かしい「支那そば」系のもの。
500円でお釣りがもらえるとなれば、その値段さえも懐かしく感じてしまうことでしょう。
なお、「東京五十番」は現在札幌市内に「すすきの店」「麻生店」「大通西1丁目店」がありますが、ここでは地下鉄大通駅直結で(雪の多い札幌では)アクセスに便利な「大通西1丁目店」のご紹介としました。

・店名:東京五十番 大通西1丁目店
・住所:札幌市中央区大通西1-14-2 桂和大通ビル50 B2F
・電話番号:011-271-2010
・営業時間:11:00〜21:00
・定休日:無休
・アクセス:地下鉄大通駅直結

<サツメシ記事>

華龍:半世紀の歴史を誇る老舗ラーメン店

JR桑園駅と地下鉄東西線の西11丁目駅の真ん中くらい、北5条通り沿いに “ポツン” と一軒店を構えるラーメン店が「華龍(かりゅう)」です。
創業は昭和46年(1971年)という半世紀の歴史を誇る老舗で、長年店を切り盛りするのは人懐っこいキャラが印象的な女性主人。
店はカウンターに丸椅子が10席ほど。コミックなどが並んだ本棚の上にはテレビが置かれています。
手が空いているときにはテレビを見ながらいろいろ話しかけてくれる気さくな店主です。
その「ラーメン」は4種類(みそ・正油・塩・バター)。これが全てワンコイン、500円。

オーソドックスな「味噌ラーメン」

オーソドックスな「みそラーメン」

定番の「みそラーメン」はもやしなど野菜がたっぷり入っており、真ん中にはチャーシューが乗っています。麺は黄色い縮れた札幌ラーメンの定番系で、スープとの相性もバッチリです。
ワンコインである手抜きなど全く感じられず、典型的オールドスタイルの札幌味噌ラーメンを味わうことができます。
ラーメン以外では唯一のメニューである「カレーライス」も人気ですが現在「ハーフ・ミニ」などのセットはなく「一人前」しかありません。しかもボリュームたっぷり(大盛りも有り)なので、ラーメンと共に注文される時はそれを承知の上でどうぞ。

・店名:ラーメン 華龍
・住所:札幌市中央区北4条西14丁目1-2
・電話番号:011-241-5613
・営業時間:11:00〜22:00(月曜営業日は〜17:00)
・定休日:第1月曜日
・アクセス:JR桑園駅 徒歩10分

<サツメシ記事>

櫻井ラーメン:あの「ブラック」もワンコイン

札幌で真っ黒いラーメン「札幌ブラック」を一躍有名にした人気店もこの源流であるという函館のラーメン店、「櫻井家」。
その札幌進出は北区に始まり今は中央区に2軒、その1軒が「中央店」です。
この店でも「札幌ブラック」を食べられますが、なんとワンコイン!500円というスペシャルプライスになっています。
そのメニューは「ブラック正油」(500円)です。

見た目も「ブラック」

見た目も「ブラック」

注文して数分、目の前に登場するその “ブラックさ” は初めてであれば息を呑むほどかもしれません。
スープは見事に真っ黒。トッピングの玉子が最初は何だかわからないほどです。
見た目には濃厚で、醤油の黒さのようなので “しょっぱい” であろうことを覚悟するでしょう。しかしスープをひと口すすってみれば、甘み・酸味などともバランスが取れて意外なほどアッサリといえる口当たりです。
麺も独特の歯切れの良さがあって、具材の野菜と一緒に食べやすい食感になっています。
最初は少々驚くかもしれませんが、一度食べれば癖になってしまうような魅力があります。
これがワンコインとはびっくりですが、その他の「塩・みそ・正油・からみそ・ブラックみそ」も同じく500円で食べられます。
場所は札幌中心部から少し離れますがこの味と値段なら、わざわざ食べに行く価値のあるラーメンといえるでしょう。

・店名:櫻井ラーメン 中央店
・住所:札幌市中央区南9条西9丁目1-23
・電話番号:011-532-3318
・営業時間:11:00〜15:00、17:00〜20:30(日祝11:00〜16:00、17:00〜20:00)
・定休日:木曜日
・アクセス:札幌市電山鼻9条停留所 徒歩6分

<サツメシ記事>

ラーメン木曜日:こだわりのラーメンとサービスをワンコインで

「ラーメン木曜日」は、札幌でワンコインラーメンといえば必ずその名が上がるほどの人気店です。
それはこだわりの素材と作りによるラーメンの味、そして店のオペレーションを含めた総合力が頭抜けているからに他なりません。
まずメインの「煮干し正油」(500円)は厳選素材で丁寧に取ったスープに、全粒粉を使った小麦の香る自家製麺、具材もじっくり調理したチャシューなど全てにこだわりを感じ、とてもワンコインとは思えないクオリティです。

「煮干し正油」(味玉はトッピング)

「煮干し正油」(味玉はトッピング)

このラーメン、麺の種類・ゆで方・スープの油の量・味の濃さをカスタマイズでき、苦手な具は交換(ねぎ→メンマなど)も可能という手間のかかることをあえて受けています。さらにコインパーキング利用の場合には、同乗者全員にトッピングの一部が無料になるなどは、この店ならではの客目線に立ったサービスといえるでしょう。
ワンコインでラーメンを提供するにはワンオペもやむを得ないところですが、この店ではスタッフを揃え、トッピングやカスタマイズなどの複雑な注文をスムーズに受けてくれます。慣れない店の自動販売機で、背後に行列の視線を感じながら迷ってしまう心配もありません。
これら全ての要素が「ラーメン木曜日」をワンコインの範疇を超えて、札幌屈指の人気店たらしめているのです。

・店名:ラーメン木曜日
・住所:札幌市中央区南8条西13丁目3-35
・電話番号:011-563-6525
・営業時間:11:00〜15:00(売り切れ終了)
・定休日:日曜日
・アクセス:札幌市電西線9条旭山公園通駅 徒歩2分

<サツメシ記事>

おお田ラーメン店:「朝ラー」ならワンコイン

札幌で朝からラーメンを味わう「朝ラー」のできる店は何軒かありますが、「おお田ラーメン店」は特に定評のある一軒です。
店の開店はなんと朝6時。早朝にもかかわらず次から次へと来客がありますが、これこそこの店のラーメンの味を証明しているといえるでしょう。
この店のラーメンは「醤油」が基本で、「淡口(うすくち)・白たまり・たまり」の各味があります。
これらのレギュラーサイズは麺が140gですが、これを110gの麺として値段をワンコインにしたメニューが「朝ラーメン」です。

「淡口しょうゆ」(味玉・生姜はトッピング)

「淡口しょうゆ」(味玉・生姜はトッピング)

「朝ラーメン」にも3種類の味があるので、どれかを指定して注文します。
悩むようであれば、この店のスタンダードスープである「淡口」がよいでしょう。店でも初めてのお客さんにはこれを薦めているとのことです。
札幌の朝、出汁を感じる爽やかな醤油味のラーメン、軽い麺でサッと食べて1日のスタートを切る。ここ「おお田ラーメン店」でのおすすめです。

・店名:おお田ラーメン店
・住所:札幌市東区北36条東1丁目5-1 大越ビル1F
・電話番号:090-9432-5617
・営業時間:6:00〜9:00、11:00〜15:30(日祝6:00〜14:00)
・定休日:月・火曜日(祝日営業)
・アクセス:地下鉄南北線北34条駅 徒歩10分

<サツメシ記事>

うめきち:ワンコインの「朝らぁめん」が人気

「朝ラー」ならここ「和だしらぁめん うめきち」も負けていません。
この店では「金色のスープ」と謳う「煮干しダシの塩らーめん」がイチ押しです。
一部他の味もありますが、指定がなければ全て塩味で提供されるほど「塩」にこだわっています。
そのレギュラーメニューを “朝向きのラーメン” としてさらにアレンジ、コストダウンも図ってワンコインの「朝ラー」を実現しました。

「朝ラーメン」(味玉はトッピング)

「朝ラーメン」(味玉はトッピング)

具材をシンプルなネギと風味の良いバラ海苔とし、麺を標準の「中太縮れ」から中細「ストレート」麺に変更、朝からでも食べやすい仕様にしています。
値段もこれまたスッキリ、500円玉一枚で食べられるようにしてくれました。
これぞ朝から注文しやすい、食べやすい、まさに「朝ラー」のスタンダードスタイルと言えるのではないでしょうか。

・店名:和だしらぁめん うめきち
・住所:札幌市中央区南5条東2丁目11-1
・電話番号:090-8636-0141
・営業時間:7:30〜13:00、19:00〜翌1:00
・定休日:日曜日
・アクセス:地下鉄南北線すすきの駅 徒歩5分

<サツメシ記事>

札幌でワンコインのラーメンを味わおう!

ラーメンの街、札幌でワンコイン、500円以内でラーメンを食べられる店をご紹介しました。
どの店も「ラーメンとは気軽に食べるもの」として値上げには徹底して対抗しながらも、その味作りにはこだわっています。
ぜひ気軽に店を訪れて、気軽にこだわりの「ワンコインラーメン」を味わってみてください。