札幌人気居酒屋の名物10選!おすすめ料理をご紹介!

札幌人気居酒屋の名物10選!おすすめ料理をご紹介!

札幌には数多くの居酒屋がありますが、その中の “人気店” には必ずといってよいほど「名物」と言われる料理・メニューがあります。
店によっては “名物料理を食べるため” だけに訪れるお客さんがいるくらいです。

今回はそんな人気店とその「名物料理」をご紹介します。
札幌グルメを楽しむなら外せない、厳選のおすすめメニューです!

せいすスタンド:「サバサラ」

札幌の代表的立ち飲み酒場が「せいすスタンド」。狸小路6丁目で人気の居酒屋、「酒と銀シャリ せいす」の立ち飲み姉妹店です。

こちらは狸小路の1丁目エリアにあって、本店同様の店名を一文字ずつ書いた大きな暖簾がその目印になります。横長の「逆Jの字形」カウンターを配した店内に入店すると「ドリンクと料理一品」の注文をするシステム。

つまり、「お通し」はありません。そこで、ぜひおすすめしたいメニューが「サバサラ」です。
鯖の缶詰にちょっと手をかけただけのものですが、お酒によく合いコスパも抜群という “立ち飲み屋” ならでは、さらに見た目も映える一品です。

見た目も驚きの「サバサラ」

見た目も驚きの「サバサラ」

それは鯖缶が缶ごと、上には大量の玉ねぎを乗せて目の前に登場します。こぼれ落ちるほど山盛りになった玉ねぎがその見映えを演出、ごま油とネギダレがいい味を出しています。

これらを混ぜ合わせながら食べてみると、その味わいはお酒にぴったり。使う鯖缶のグレードで通常の「サバサラ」(税込495円)と「スーパーサバサラ」(高級品770円)があり、ちょっとした贅沢が楽しめます。

最近では「アボカド」や「パクチー」「マーラー」などサバサラのバリエーションメニューが増えていますが「日替」メニューの扱いなので、店に行ったら確認してください。

お酒の名物は「ダシ割」

お酒の名物は「ダシ割酒」

お酒は各種そろっていますが、特に日本酒は超人気銘柄の「獺祭」をはじめ、「新政」・「醸し人九平次」・「写楽」・「仙禽」などを均一価格で味わえます。
この店の名物料理でもある「おでん」の出汁を使った「ダシ割酒」も人気です。

このように「せいすスタンド」は、お洒落な店造りに料理もお酒も充実した、札幌で今特におすすめしたいスタンドバーの一軒です。

店名:せいすスタンド
住所:札幌市中央区南3条西1丁目2-1 チトセビル1F
電話番号:011-206-8885(予約不可)
営業時間:15:00~翌1:00(日・祝日は~23:00)
定休日:無休
アクセス:地下鉄南北線すすきの駅 徒歩3分、大通駅 徒歩5分

<サツメシ記事>

居酒屋 まぐろとさば:「なまらうまいさば」

看板料理がひと目でわかる!そんなユニークな店名の「居酒屋 まぐろとさば」
ディープ感漂う狸小路の7丁目にあるビルの3階の店内は、オシャレ感のある明るい造りです。カウンターにテーブル、掘りごたつ席に夏には開放感を楽しめるテラス席まであります。

メニューはその名のとおり「まぐろ」と「さば」を中心にいろいろ揃っています。
定番の「本まぐろとトロさばの合盛り」(税込880円)がこの店を代表する人気のメニュー。「まぐろ」と「さば」の両方を一度に楽しめます。

そしてここでご紹介したいのが「越田商店のなまらうまいさば」(750円)。
茨城県波崎市の「越田商店」で作られるサバの文化干しですがこの干物、タダモノではありません。

こだわりの「なまらうまいさば」

こだわりの「なまらうまいさば」

干物作りの過程で鯖のエキスが塩に溶け込み続けること半世紀の期間を経て出来上がったのが、越田商店の「つけ汁」。旨味成分が凝縮した唯一無二のつけ汁によって作られる逸品です。

このサバ文化干しを食べられる店は札幌で他に一軒だけ(昼営業のみ)。夜にお酒のおつまみとして食べられる店はここだけ(※)なので、“この一品を食べに訪れるだけの価値あり”といえるでしょう。(※)当記事執筆時、あくまで筆者の知る限りです。

さば向きの日本酒「サバディッシュ」

さば向きの日本酒「サバディッシュ」

これらの料理に合わせるお酒も充実しており、特に日本酒は全国の地酒をそろえます。さば料理に合わせるなら茨城県の「サバディシュ」がおすすめ。酒蔵の吉久保酒造も「鯖をターゲットにした飲み口」と、その相性はお墨付きです。

「まぐろ」と「さば」そしてお酒のそろえも充実したこの店で、その名のとおり「まぐろとさば」を満喫してみませんか。

店名:居酒屋 まぐろとさば
住所:札幌市中央区南3条西7丁目3-2 F-DRESS7BLD 3F
電話番号:011-522-8485
営業時間:月〜日・祝日16:00〜22:30(L.O.22:00)、祝前日は17:00〜
定休日:無休
アクセス:地下鉄南北線すすきの駅 徒歩5分

<サツメシ記事>

話食屋ひろ志:「トリュフまぐろ」

「話食屋 ひろ志(わしょくや ひろし)」は狸小路の1丁目、ビルの3階という目立たない場所ながら、席の確保が難しい、まさに“知る人ぞ知る”人気店。

その理由は、ご主人の作る創作和食にあります。
着席して飲み物を注文した後に出される「お通し」。これが“素材にひと工夫を加えてオリジナリティを出す”というこの店のコンセプトどおりの一品です。ある日は「様似のあさり汁」でした。

そして、この店の名物ともいえる一品が「トリュフ鮪」(580円税抜〜)。一般には「マグロの漬け」とされるものですが、味付けの醤油にトリュフの香り付けをしており、これがマグロの旨味を引き立てます。

味も香りも独特「トリュフ鮪」

味も香りも独特「トリュフ鮪」

ワサビも多めに添えてくれるので、たっぷりつけて味わいましょう。これぞこの店ならではの香り、そして味です。

その他のメニューはボードに記載され、注文の際は店員さんが席に持ってきてくれます。いくつかの定番メニューと、その日仕入れた素材で作る日替わり料理なので、その分どれを選んでもハズレがありません。

例えば「コロッケみたいなポテサラ」(680円)も、食べたときにコロッケのような食感と味になるというアイデア料理です。

アイデアに脱帽!「コロッケみたいなポテサラ」

アイデアに脱帽!「コロッケみたいなポテサラ」

日本酒は数こそそれほど多くはありませんが、どれもが厳選されたこだわりのもの。メニューには「爽やか」「華やか」「旨みあり」などと分かりやすく区別されています。

なおこの店、特に早い時間は混んでいることが多いです。ビルの3階まで上がって満席でガッカリしないように、予約するか訪問前には電話で確認することをおすすめします。

店名:話食屋 ひろ志
住所:札幌市中央区南2条西1丁目6-1 第3広和ビル 3F
電話番号:011-219-5703
営業時間:18:00〜24:00(L.O.23:00)金・土〜翌3:00(L.O.2:00)
定休日:日曜日・第3月曜日
アクセス:地下鉄大通駅 徒歩5分

<サツメシ記事>

林家:「カツオ刺」

狸小路近くにあるビルの地下、ディープ感の漂うその一角に「sapporo washu dokoro 林家(はやしや)」はひっそりと店を構えています。

カウンターにテーブルが2卓とシンプルな造り、控えめの照明で落ち着いた雰囲気のマニアックさも感じる店内です。

その印象どおり、お酒の揃えもマニアック。「sapporo washu dokoro」とあるように “日本のお酒” にこだわった「和酒bar」で、特に芋焼酎は独自のネットワークを通じて入手しており、“ここでしか飲めない酒” がいろいろあります。

珍しいお酒が揃います

珍しいお酒が揃います

そして芋焼酎といえば鹿児島。札幌出身のご主人も鹿児島の枕崎に在住経験を持ち、札幌に戻ってからも度々訪れています。

枕崎といえば「カツオ」、そして「鰹節」は生産量日本一を誇ることで知られます。ご主人はそんな枕崎で「カツオマイスター」の資格まで取っており、店で出す「酒肴」にもその知識と経験を活かしています。

絶品の「カツオ刺」

絶品の「カツオ刺」

おすすめの酒肴は「枕崎産カツオ刺」(900円)。
一本釣りで釣り上げたカツオを船上で活き〆(血抜き)して急速冷凍されているので、鮮度を落とさずに札幌に送られてきます。

それは鮮やかな身色を見れば一目瞭然でしょう。刺身は背と腹側の両方を盛り合わせ、薬味には独自ブレンドの醤油・わさびに、鹿児島坊津(ぼうのつ)の海水で作った自家製塩が添えられます。

部位の違いに薬味を組み合わせてそれぞれの味を楽しめますが、特に塩で食べるカツオはその旨味が引き出されるので一番のおすすめです。

日本全国を旅したという話題豊富なご主人との会話を楽しみながら、厳選の和酒とこだわりの酒肴を味わう。ここ「sapporo washu dokoro 林家」は、まさにそんな店です。

店名:sapporo washu dokoro 林家
住所:札幌市中央区南2条西4丁目 乙井ビルB1F
電話番号:011-207-0884
営業時間:18:00〜LAST
定休日:不定休
アクセス:地下鉄大通駅 徒歩5分

<サツメシ記事>

牛タンの笑や:「三陸産わかめ」

札幌にはあまり多くない牛タンの専門店、「牛タンの笑や(しょうや)」は南1条電車通りに面したビルの地下に店を構えます。

この店、基本は「牛タン定食(麦飯・テールスープ付き)」の店です。
昼は定食のみで2,500円、夜は牛タンの単品(2,000円)や一品料理もあり、お酒も楽しめます。

カウンターに座れば、お皿に青菜漬と南蛮味噌漬が盛られ、そこに焼きたての牛タンを1枚(カットして2枚)ずつ乗せてくれます。牛タンはしっかり噛みごたえがあり、噛むほどの旨味が感じられるもの。

実はこの店、“仙台牛タンの発祥”とされる名店「味太助」の“分店”なのです。

一品料理のおすすめは仙台牛タンの地元で採れる「三陸産ワカメ」(450円)。
噛みごたえのある独特の食感があり、特製のタレがその旨味を引き立てます。牛タンの合いの手によし、お酒のおつまみによし。札幌でこのワカメが食べられるのはこの店くらいではないでしょうか。

他では食べられない「三陸産ワカメ」

他では食べられない「三陸産ワカメ」

さらに知る人ぞ知る名物「三角定義あぶらあげ」(430円)もあります。
これは仙台の奥座敷ともいわれる青葉区大倉の通称 “定義如来” 西方寺(さいほうじ)門前で130年の歴史を誇る「定義豆腐店」の人気商品。
その名の通り三角形で分厚い油揚げです。これも札幌で食べられるのはこの店くらいでしょう。

日本酒は随時新しいお酒が入荷補充されるシステムで、グランドメニューはありません。お酒の好みを伝えて、ご主人におすすめの銘柄を選んでもらいましょう。

「笑やハイボール」

「笑やハイボール」

ユニークなものでは「笑やハイボール」があります。中国の「五加皮酒」を使ったオリジナルカクテルで、牛タン焼きにもよく合うお酒です。

ここ「牛タンの笑や」は予約ができません。満席なら多少待つつもりで訪問ください。

店名:牛タンの笑や
住所:札幌市中央区南1条西5丁目7 敷島南1条ビル B1F
電話番号:011-271-7775
営業時間:11:30〜14:00、17:00〜22:00
定休日:日曜日・祝日
アクセス:地下鉄大通駅 徒歩3分

<サツメシ記事>

酔円:いか一夜干し

地下歩行空間「チ・カ・ホ」は降雪の多い札幌にあって利用機会の多い施設でしょう。その一角にある「日本生命札幌ビル(NOASIS3.4)」にある立ち飲み居酒屋が「酔円(すいえん)」です。

旧日生ビルからの歴史(当時は別店名)を持つ、札幌の立ち飲み酒場としては老舗格の店になります。店内はカウンターのみで、収容は30人ほど。

会計カウンターで先にお酒と料理を注文するシステムで、横にはすぐに食べられるおつまみ類(税込200円〜)が小鉢や小皿に入って並んでいます。

特製「いか一夜干し」

特製「いか一の夜干し」

名物は「いかの一夜干し」(600円)。ほとんどのお客さんが注文し、これを目的に来店する方も多いという一品です。北海道東部の別海から取り寄せる「いか」は大ぶりで、一人で食べるならこれで十分と思えるほどのボリュームがあります。

注文してから焼いてくれるので、カウンターメニューの「ポテサラハム」(300円、ポテトサラダをハムで巻いたもの)などを摘みながら焼き上がりを待ちましょう。

新潟の「越の白鳥」

新潟の「越の白鳥」

ビールは“氷点下のスーパードライ”「エクストラコールド」(400円)があります。
日本酒は新潟を中心に全国の地酒を揃えており、中でも蔵元(新潟県上越市)直送の「越の白鳥」(350円)が店の定番酒。懐かしい “緑の徳利ボトル” は、まさにこの店の雰囲気にぴったりです。

店名:酔円
住所:札幌市中央区北3条西4丁目 日本生命ビル B1F
電話番号:011-233-0141
営業時間:15:00〜23:00(土曜日は〜22:00)
定休日:日曜日・祝日
アクセス:地下鉄南北線さっぽろ駅 徒歩1分

<サツメシ記事>

京都鳥せゑ 札幌本店:「うす造り」

「京都鳥せゑ 札幌本店」は、京都伏見で300年以上の歴史を誇る酒蔵「山本本家」が経営する鳥料理居酒屋「鳥せい」の札幌フランチャイズ店です。

初代店長が京都の本店で修行して、自らの郷里である北海道に店をオープン。
現在は2代目の店長ですが、その方針を引継ぎ “ブランド鶏の料理に山本本家の日本酒のみを取り扱う” そして “京都” というブランドにこだわっています。

綺麗な「うす造り」

綺麗な「うす造り」

この店の名物料理は「うす造り」(税込946円)。新鮮な銘柄鶏をサッと湯通しした、きれいなピンク色の鶏肉です。味わってみれば、淡いその色から想像する以上の旨味がしっかり感じられます。しっとりしながら滑らかな食感も魅力といえるでしょう。

串物は、「おまかせ八串セット」(1,078円)が定番で、まずこの店の焼き鳥を知るのにおすすめ。
薬味には、京都から取り寄せる「七味家本家」の七味唐辛子と山椒が用意されます。あくまで “京都” ブランドにこだわった「鳥せゑ流」の焼き鳥です。

京都伏見はかつて「伏水(ふしみず)」と呼ばれたほど良質の水に恵まれた地域であり、「七名水」と呼ばれる7つの伏流水がありますが、そのひとつ「白菊水(しらぎくすい)」は山本本家の敷地内に湧き出ています。

銘酒神聖の「松の翠」

銘酒神聖の「松の翠」

この名水を仕込み水として醸された酒が、この蔵の主要銘柄「神聖(しんせい)」です。この店では「神聖」の純米酒から純米大吟醸酒までがフルラインアップ。

特に純米大吟醸の「松の翠(まつのみどり)」は表千家の御用達として知られ、その茶事の際に使われる銘酒です。さらに京都の高級料亭でも、地元を代表する清酒として採用され、その宴席に彩りを添えています。

もちろん、おすすめの「うす造り」にもぴったりです。

店名:京都鳥せゑ 札幌本店
住所:札幌市中央区南4条西4丁目 すずらんビル別館5F
電話番号:011-213-0968
営業時間:17:00〜翌1:00
定休日:日曜日
アクセス: 地下鉄すすきの駅 徒歩1分

<サツメシ記事>

ウラニワ(Uraniwa):「豚の角煮」

「うどん」の新たな楽しみ方を体験できる店、その名は「Uraniwa(ウラニワ)」
地下鉄東西線西18丁目から徒歩5分ほどの場所にひっそりと店を構えます。

外観からは何の店か分かりませんが、白地の暖簾に「うどん 和×仏」という文字があります。
店内に入るとダイニングバー然とした店作りで、バーカウンターまであります。…というように、一見は “オシャレなうどん屋さん”。しかしこの店、ただのうどん店ではありません。

かつて札幌で名店と称された「三角山五衛門」の主人からその技を継承した店なのです。
その「うどん」はランチタイム(11:30〜)から食べられます。うどんは温・冷ともに500円(かけ・もり)から。そのほかにも各種のうどんがあります。

五衛門直伝の「豚の角煮」

五衛門直伝の「豚の角煮」

そして五衛門といえば何といっても「豚の角煮」が名物。
厳選の豚肉を丸3日間煮込んで、箸でホロリと切れるほどに仕上げています。「五衛門」の直伝ながら肉質を変えるなど独自の工夫も取り入れて、ご飯にもお酒にも合う味付けになっています。タバスコをかける食べ方もこの店のオリジナルです。

ランチには「角煮定食」(1,200円、うどん+角煮+小ライス)が用意され、ディナータイムには単品料理(850円)としてお酒のおつまみとして味わえます。

五衛門からは「天ぷら」も継承、「天丼」(1,400円、小うどん付き)や「天ぷら・天もり」の各うどん(1,250円)がラインアップ。
夜には「本日の天ぷら盛り合わせ」(1,150円)が用意されます。

天ぷらによく合う「白ワイン」

天ぷらによく合う「白ワイン」

天タネには海老天はもちろん「国産穴子」にもこだわっています。ぜひ一度味わってみてください。

店名:ウラニワ(Uraniwa)
住所:札幌市中央区南2条西18丁目291-27 S2ビル1F
電話番号:011-215-7703
営業時間:11:30〜15:00(L.O.14:30)、18:00〜23:00(L.O.22:00)
定休日:月曜日
アクセス:地下鉄西18丁目駅(2番出口)徒歩5分

<サツメシ記事>

一徹:「羊すじの煮込」

狸小路の7丁目に店を構える「一徹(いってつ)」は、昼は普通のラーメン屋ですが、夜になると居酒屋に早変わり。そんなユニークな店です。

そのラーメンは、具を炒める時に立ち上がる炎やラードが溶け込むスープなど、札幌伝統の調理方を踏襲します。オーソドックスな「味噌ラーメン」に旭川風の「正油ラーメン」(各750円税込)など本格的なものです。

昼はラーメン屋(写真は「正油ラーメン」)

昼はラーメン屋(写真は「正油ラーメン」)

夜にラーメン屋だと思って入店、そしてメニューを見ると、おすすめの最初に「本マグロ刺」とあるのにビックリするかもしれません。もちろんラーメンも食べられます。

実はこの店のご主人、元洋食のシェフだったのです。その腕を活かした一品料理がいろいろ揃っているというわけです。

オリジナル「羊すじの煮込」

オリジナル「羊すじの煮込」

そんな中で外せないのが「羊すじの煮込」(700円)。

この店は姉妹店として隣(裏)でジンギスカン店も営業しています(店名「アルコ」)。生のマトン肉が売りで、ご主人が毎日ジンギスカン用の肉に捌く時に(ジンギスカンでは)使わない「すじ」の部分を得意の洋風料理に活かし、ビーフシチューならぬ「マトンシチュー」に仕上げたものです。

さらに羊肉は、4種類の味が楽しめる「羊のラビオリ」(850円)としても提供しています。
ワインを飲みながら「羊すじの煮込」や「ラビオリ」を味わっていると、この店がラーメン屋であったことはすっかりと忘れてしまうほどです。

最後は自慢の「ラーメン」で。ここ一軒だけで「締め」まで味わうことができるのも、一徹の魅力といえるでしょう。

店名:一徹
住所:札幌市中央区南3条西7丁目3
電話番号:011-221-1451
営業時間:11:30〜14:00、17:00〜L.O.19:40頃
定休日:日・月曜日
アクセス:地下鉄すすきの駅 徒歩約8分

<サツメシ記事>

いそつー:「ウンパイルー」

すすきので “朝までやっているラーメン店” として人気の「いそちゃん」(新ラーメン横丁)が2号店としてオープンした店がその名も「いそつー」

本店から歩いて1分の場所で、同じく18時から翌朝5時というロングラン営業を行っています。
ラーメンのみならず中華メニューが充実していることが売りですが、その中華一品料理での「居酒屋使い」が人気の店でもあります。

外せない「ウンパイルー」

外せない「ウンパイルー」

ここではそんな「いそつー」のおすすめ「ウンパイルー」(1,600円、ハーフ800円)を紹介します。
一般には「雲白肉(ウンパイロー)」と呼ばれる料理で、簡単にいえば「中華風ゆで豚」のこと。茹でた豚のバラ肉と胡瓜などの薄切りに、豆板醤や甜麺醤などを使ったソースをかけていただく前菜系の一品です。

もちろん「焼きギョーザ」(6個600円)、「いそつー特製シューマイ」(4個600円)などの定番点心メニューや「ラーメン屋のもやし炒め」(800円)。

食事ものでは「いそつー特製炒飯」(850円、ハーフ650円)などがおつまみとしても大人気です。
そしてもちろんナンバーワンは “締めのラーメン” として味わう「塩ラーメン」(800円、ハーフ700円)です。

お酒も豊富で「居酒屋使い」できます

お酒も豊富で「居酒屋使い」できます

この店、これも本店同様ですが、夕方は比較的空いていて深夜になるほどが混んでいます。観光客より地元客に人気があるからに他なりません。
すすきの飲みの “締め” としては定番ながら、開店直後からの1次会利用が実は穴場的な使い方でおすすめです。

店名:中華食 いそつー
住所:札幌市中央区南4条西3丁目 第3グリーンビル 1F
電話番号:011-522-5758
営業時間:18:00〜翌5:00(L.O.4:30)
定休日:日曜日
アクセス:地下鉄南北線すすきの駅 徒歩1分

<サツメシ記事>

「名物料理」で “札幌グルメ” を満喫しよう!

札幌で人気の居酒屋で食べられるおすすめ「名物料理」をご紹介しました。
どの料理も他の店では味わえないものばかり、それぞれの店で一番人気の “食べて納得” という特徴のあるものです。

さあ、札幌の居酒屋でおいしい「名物料理」を食べて “札幌グルメ” を満喫しましょう!