琴似「ランチ」のおすすめ店!厳選の6店をご紹介!

琴似「ランチ」のおすすめ店!厳選の6店をご紹介!

“札幌第二の繁華街” といわれる「琴似」。その賑わいの中には料理自慢の飲食店もたくさんあります。
そんな琴似でランチタイム。「さて、どこで食べよう?」と、迷ってしまうこともあるでしょう。

今回は琴似でランチならここ!というおすすめの店をご紹介します。
料理のジャンルごとに選んでいるので、食べたいもので決めてみてはいかが?

それでは始めましょう!

札幌牛亭 琴似店:「ステーキハンバーグ」

札幌で琴似、それもJR琴似駅付近でランチタイムを迎えたなら「札幌牛亭(うしてい)琴似店」がおすすめ。1981年(昭和56年)に開店した「ステーキハウス牛亭」の技を引き継いだ伝統の「ハンバーグステーキ」を味わうことができます。

「札幌牛亭 琴似店」のある商業施設「コルテナ」はJR琴似駅とは連絡通路でほぼ繋がっており、雨や雪の日でも濡れずにアクセスが可能です。

この店のハンバーグは、徹底して牛肉の “赤身” にこだわります。
独自に開発した「北海道牛オリジナルブレンド」を “ミディアム・レア” に焼き上げ(ウェルダンも選べます)、鉄板で “ジュージュー” と音を立てながら提供してくれます。

熱々の鉄板で供される「ステーキハンバーグ」

熱々の鉄板で供される「ステーキハンバーグ」

看板メニューは「ステーキハンバーグ」
120g(税込880円)から350g(1,562円)までの5サイズから選べ(ライス付き)、ソースは基本の「オリジナルデミグラスソース」、やや甘口の「ロコモコソース」、にんにくを使わない「和風旨塩ソース」の3種類があります。

「焼き石」で調整可能です

「焼き石」で調整可能です

注文後、目の前に登場したステーキハンバーグは “つなぎ無し” のため、フォークで切るというよりも「箸でほぐせる」という感触です。早速箸で割ってみれば、「肉」そのものを思わせる赤身がのぞきます。「焼き石」も添えられるので好みの焼き具合に調整可能です。

自慢のソース1ヶ月熟成させた甘みと旨味のバランスが取れたもの。ニンニクとスパイスのアクセントが加わり、ライスにもよく合います。

おすすめの「トッピング」

おすすめの「トッピング」

トッピングには「ハート形ハンジュク目玉焼き」(110円)が見た目も可愛く、味変も楽しめるのでおすすめです。

なお、「ステーキハンバーグ」はプラス330円でオニオンスープ・サラダ・ソフトドリンク付きというコスパ抜群の「セット」にもできますよ。

店名:札幌牛亭 琴似店
住所:札幌市西区琴似4条1丁目 コルテナ1F
電話番号:011-613-1100
営業時間:11:30〜14:15、土日祝日11:30〜15:00、17:00〜21:30(L.O.30分前)
定休日:無休
アクセス:JR琴似駅 徒歩5分

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中華そば スパンキー:「煮干し中華そば」

地下鉄の琴似駅付近でラーメンが食べたくなったら「中華そば スパンキー」をおすすめします。
駅の5番出口から歩いて5〜6分という場所にあります。

ラーメンのメニューは「煮干し系」と「鶏そば」の2本立てで、それぞれに「醤油」味と「しお」味というシンプルな構成です。

コスパ抜群の「煮干し中華そば」(味玉トッピング)

コスパ抜群の「煮干し中華そば」(味玉トッピング)

「煮干し中華そば」(税込650円)のダシは昆布と煮干しのみ、動物性の材料は使いません。そのスープは澄み切ったサッパリな口当たり、その奥にはコク深い味わいを感じます。

麺は中細のストレートで、あっさり系のスープにもよく合います。
チャーシューは薄めながら大きいサイズで、丼のほぼ半分を覆います。そのしっかりした味付けはスープとのマッチングを考えられたものです。
メンマはやや太めで心地よい噛み心地。ご飯にも合うようなやや甘めの味付けです。そしてネギにカイワレ、大きめの海苔が添えられます。

あっさり系の「スープ」

あっさり系の「スープ」

こんな充実の内容で650円、なんとコスパの高いラーメンなのでしょう!
トッピングは全て50円で、「味玉」は半熟でよく味の染み込んだもの。後半にスープに溶いての味変がおすすめです。

卓上には「にんにく山椒」が置いてあり、スープに溶いて見れば、これまたアクセントの効いた味変になります。

おすすめの「餃子セット」

おすすめの「餃子セット」

サイドメニューの「餃子」は手作りで、玉ねぎとキャベツの甘さに豚肉の旨味が加わりそのまま食べてもOKです。さらに卓上の「餃子のたれ」と「にんにく山椒」を組み合わせれば、また違った味わいを楽しめます。

「餃子」単品は6個で350円ですが、「餃子セット」なら4個+小ライスで250円。「煮干し中華そば+味玉」と組み合わせても千円札でお釣りがもらえます(計950円)。

これはどう見ても高コスパ!
琴似に来たなら外せない一軒といえるでしょう。

店名:中華そば スパンキー
住所:札幌市西区二十四軒3条5丁目8-25 田中ビル1F
電話番号:011-311-8552
営業時間:11:00〜20:30(L.O.20:00)
定休日:火曜・水曜日
アクセス:地下鉄東西線琴似(5番出口)駅 徒歩5分

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gopのアナグラ:「スープカレー」

札幌のご当地グルメといえば「スープカレー」は外せません。その中で、マニアックな作りとスパイス使いで人気の店が「gopのアナグラ」です。

地下鉄東西線の琴似駅からは歩いて約15分。ご主人は札幌の伝説的スープカレー店「スリランカ狂我国」の常連からスタッフ入りし、結局自らの店を開くまでに至っています。
昨年(2021年11月)には「マツコの知らない世界」に登場して大きな注目を集めました。

店頭の案内板には「余計な物を取り除いた引き算のカレー。鶏ガラ、野菜などを9時間煮込んだスープに…調味料はスパイスと塩のみのシンプルで奥深いスパイス好きのためのカレー!!」とあります。

スープの種類は「レギュラースープ」「スパイシースープ」(+110円)「gop醤(ジャン)の旨みスープ」(+100円)の3種類。初めてで迷ったら定番の「レギュラー」がおすすめです。

店のオススメ「チキンと野菜」

店のオススメ「チキンと野菜」

カレーの種類はベーシックな「チキン」(税込780円)に「チキンと野菜」(980円)、その他「きのこ」や「さかな」を加えたものまで10種類があります。迷ったらこれも店の “オススメ” と記載のある「チキンと野菜」を選んでみてはいかがでしょうか。

辛さは50番までは無料、プラス50円で100番まで増やせます。
“辛い方が味に厚みが増して美味しくなる” とのことで、店では30番以上をすすめています。

最後にご飯の量とトッピングを決めて注文完了です。
S・普通・中盛りは無料です。トッピングはいろいろあり、それぞれ説明が書いてあるのでメニューを参考に決めましょう。

定番の「チキンと野菜」(税込980円)はチキンレッグに野菜はオクラ・ニンジン・ジャガイモ・レンコン、その他ゆで玉子が半分という構成です。

切れ味良い「スープ」

切れ味良い「スープ」

スープは、深い旨味の後にキレの良い辛味が追いかけてくるような味わい。
ライスはほどよい硬さでスープカレーにベストマッチな炊き上がり。「gop漬け」と呼ばれる玉ねぎと生姜のアチャールも添えられます。

「gop漬」と「ヒヨコマメの中東風ディップ」

「gop漬け」と「ヒヨコマメの中東風ディップ」

おすすめのトッピングが「ヒヨコマメの中東風ディップ」(120円)。カレーの “味変” はもちろんライスにもよく合います。

ご主人も店員さんもカレーの説明を丁寧にしてくれるなど、気さくな対応が好印象のここ「gopのアナグラ」琴似ランチでスープカレーを食べるなら、ちょっと足を伸ばす価値ありの店です!

店名:gopのアナグラ
住所:札幌市西区山の手3条6丁目1-17
電話番号:011-612-6208
営業時間:11:30〜21:30(L.O.21:00、日祝は〜20:30・L.O20:00)
定休日:水曜・木曜日
アクセス:地下鉄東西線琴似駅 徒歩15分

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喰処 いこい:「チャーハン&ぎょうざ」

琴似で大衆中華といえば、「喰処 いこい」が人気です。近くには西区役所などもあって、昼はその職員や周辺の会社員で賑わっています。

店内はシンプルな町の食堂風。メニューは麺類+御飯類+炒物の3本立てです。
おすすめは「チャーハン」「ぎょうざ」。店の看板からも自慢料理であることがわかります。

懐かしさを感じる「チャーハン」

懐かしさを感じる「チャーハン」

「チャーハン」(税込680円)はオーソドックスなオタマ型。仕上がりはやや “しっとり”系で、パラパラ感よりスープの旨みを活かしたような味付けです。

チャーハンはやや“しっとり”系

チャーハンはやや“しっとり”系

「ぎょうざ」(6個500円)は焼き目がしっかり。ニラやニンニクなどがガツン!と来るハード系です。

自慢の「ぎょうざ」

自慢の「ぎょうざ」

「チャーハン」も「ぎょうざ」もボリュームたっぷり。両方食べれば量に不満を感じることはないでしょう。

その他ではもちろんラーメンもおすすめ。「正油ラーメン」(720円)は赤ナルトや焼き麩がトッピングされた “昔ながらの” 札幌ラーメンです。

「喰処 いこい」では、何を食べても “老舗” を感じさせる安定の味を楽しめます。
こんな店が近くにあったなら、「ランチは毎日ここでいいなあ」と思うこと間違いなしでしょう。

店名:喰処 いこい
住所:札幌市西区琴似1条7丁目3-25
電話番号:011-642-6886
営業時間:11:00〜20:00
定休日:日曜・祝日
アクセス:地下鉄東西線琴似駅 徒歩5分

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そば処 三徳:「バホそばドン丼&天ラーメン」

「そば処 三徳(さんとく)」は小樽で開業、現在は琴似で地元に愛される蕎麦屋として営業する100年近い歴史を持つ老舗です。

“町の蕎麦屋” として地元民に人気ですが、ここ琴似にわざわざ食べに来るファンの多い名物があるのです。
そのひとつが「バホそばドン丼」(税込770円)。

メニュー名ではその内容が想像できませんが、注文してみましょう。「バホ丼いっちょう!」と厨房に通す店員さんの声が響きます。

謎の「丼」は湯気を立てて登場!

謎の「丼」は湯気を立てて登場!

程なくして目の前に現れた丼は熱々の湯気が立ち上がっています。見た目は卵で閉じられた「カツ丼」のよう。まずはそのカツをいただきます。甘めに味付けされたカツはお馴染みのもの。
しかしカツの下から何やら出てきました。「そば」です。

驚きの組み合わせ!

驚きの組み合わせ!

一瞬、そばのカツ丼?と思いますが、さらにその下には「ごはん」がありました。さらに「エビ」も登場します。北海道らしいナルトも庶民的な味わい。何とも驚く組み合わせですが、ボリュームたっぷりで食べ応えがあります。

もうひとつの名物が「天ラーメン」(820円)。

これが「天ラーメン」!

これが「天ラーメン」!

この店、蕎麦屋ながら「ラーメン」も入口の看板に書かれるほどで、専門店並みに正油・みそ・塩の3味を用意しています。さらに「ヤサイラーメン」(650円)や「五目ラーメン」(770円)などもそれぞれの味のバリエーションとして選べます。

そんなラーメンの中で、一際ユニークな一品が「天ラーメン」です。
これ、蕎麦ダネの「天ぷら」を具材にしたラーメンなのです。まさに蕎麦店のラーメン!といえますね。

天ぷらの「衣」がコクを深めます

天ぷらの「衣」がコクを深めます

この天ラーメン、出来合いのラーメンに天ぷらをトッピングしただけのものではありません。
しっかり天ぷらとの相性を考えてスープは “豚骨” で仕立てます。
そして天ぷらは海老と海苔、それぞれ衣の油がスープをまろやかにし、コクも深めるのです!

麺は 札幌ラーメンの典型といえる中太の縮れ麺。トッピングはチャーシューにメンマ、ホウレン草にかまぼこという伝統的な組み合わせです。

「そば処 三徳」ではこの名物丼&ラーメンのほか、もちろん伝統の「そば」(500円〜)や「カツカレー」なども人気です。
まさに “町の蕎麦食堂” にふさわしい店といえるでしょう。

店名:そば処 三徳
住所:札幌市西区二十四軒4条6丁目5-18
電話番号:011-644-7508
営業時間:11:00〜15:40、17:00〜21:00
定休日:日曜日
アクセス:地下鉄東西線琴似駅(5番出口) 徒歩5分

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北都館:「ゴールデンスパゲッティ」

地下鉄琴似駅の5番から徒歩3分、画廊喫茶として知られる「北都館(ほくとかん)」があります。
「北都館」は1978年創業という40年以上の歴史を誇る老舗。店内には絵画が飾られ、絵の好きな方がそれを眺めつつ本格コーヒーを味わえる店です。

そしてこの店の名物が「おたのしみランチ」。実は絵画よりこちらが目的というファンも多いのです。
そのランチメニューの中で一番人気が「ゴールデンスパゲッティ」(850円)。
熱々の鉄板に乗ったミートスパゲッティの上にハンバーグ、さらに全体にチーズをかけて焼いた「北都館」オリジナルの料理です。

人気の「ゴールデンスパゲティ」

人気の「ゴールデンスパゲティ」

ご主人はかつて名古屋で喫茶店を開いていた経験があり、札幌ではあまり見かけない “名古屋のB級グルメ” 的要素を加えました。

そんな見た目に反し、ハンバーグをひと口味わってみれば、しっかり肉感があります。太めのスパゲッティもソースと焼かれたチーズが絡んでもっちり、鉄板に接した部分はほんのり焼かれて心地よい食感です。

もっちりの「スパゲティ」

もっちりの「スパゲティ」

「おたのしみランチ」には「ゴールデンスパゲッティ」のほか、「昔風スパゲッティ」(830円)「オムハヤシ」(880円)「豚ロースのしょうが焼」(950円)などもあり、すべてにサラダ・玉子スープ・コーヒーが付きます。

ランチには「ブレンドコーヒー」が付きます

ランチには「ブレンドコーヒー」が付きます

「コーヒー」(単品は500円〜)は看板に「手作りの味 !! 極上珈琲 製造販売元」とあるように自家焙煎にこだわったもの。ランチのセットコーヒーも7種類のブレンドコーヒーから選ぶことができます。

さらに「シフォンケーキ」(330円〜)もこの店の名物で季節ごとにいろいろな種類を用意しており、ランチとのセットなら半額になります。

琴似で絵画を眺めつつのランチ。ここ「北都館」にはそんな楽しみがあるのです!

店名:北都館
住所:札幌市西区琴似1条3丁目1-14
電話番号:011-643-5051
営業時間:10:00〜22:00(土日月は〜19:00)
定休日:火曜日
アクセス:地下鉄東西線琴似駅5番出口 徒歩3分

<詳細はこちら>

琴似のランチタイムはここに行こう!

琴似のランチでおすすめの店を6つのジャンルからご紹介しました。
琴似といえばその名が上がる人気店から、知る人ぞ知る穴場の店までを選んでみました。

札幌西の繁華街ともいわれる琴似には、出張や旅行の際に訪問する機会も多いことでしょう。
そんな時のランチには今回ご紹介した店に寄ってみてください。きっとまた琴似に訪れたくなること間違いなしです!