札幌のおすすめ“スパイシー”カレーラーメン!厳選6店をご紹介!

札幌のおすすめ“スパイシー”カレーラーメン!厳選6店をご紹介!

ラーメンとスープカレー、ご存知のように札幌を代表する2大グルメです。
この2つを同時に味わえるなら・・そんなことを思いませんか?

今回は、最近の札幌スープカレーの注目すべき動向である「スパイスカレー」をベースとした「ラーメン」が食べられる店を選んでみました。
どの店でもラーメンとスープカレーを一杯の丼で味わえますよ!

スパイスラーメン 点と線.:人気のスープカレー店が直営!

札幌でスパイシーなラーメンといえば、一般のラーメン店がバリエーションメニューとして提供する場合が多く、中にはスープカレー専門店がメニューに載せているケースも見受けられます。

ここでご紹介する「スパイスラーメン 点と線.」は少し違います。この店は、有名スープカレー店「Rojiura Curry SAMURAI.」が直営する “スパイスラーメン専門店” なのです。

場所は狸小路の7丁目。昭和の雰囲気を残す区域にあるビルの2階、店内に入ったら食券を購入します。
おすすめの定位置である “左上” のボタンには「スパイスラーメン」(税込900円)。

そのとおりの人気ナンバーワン、この店の看板メニューです。スパイスラーメンは中辛程度ですが、辛さ増し(2倍50円〜)もできます。

見た目は「スープカレー」そのもの

見た目は「スープカレー」そのもの

この「スパイスカレー」、見た目はほとんどスープカレー!

具もたっぷりで、パプリカに青ネギ、カイワレ・食用菊・糸唐辛子に、丼から大きくはみ出した揚げゴボウも目を引きます。食感を楽しめるレンコン・キクラゲ・ナッツ、そしてチャーシューというラインアップです。

さらに見栄えと食べ応えを追求するなら「全部のせ」(1,300円)、逆に少なめでよいなら「シンプル」(800円)メニューがおすすめ。

スープは確かにスパイシーながらクリーミーさやコクも感じさせ、中太のプリプリ麺がよく絡みます。

最後はライスを投入!

最後はライスを投入!

ライス(100円〜)はぜひとも追加を。ライスは少し残しておいて、最後にスープと一緒に食べましょう。これぞまさに “スパイシーなスープカレー” という食べ方です。

店名:スパイスラーメン 点と線 狸小路店
住所:札幌市中央区南2条西7丁目2-1 新生会ビル2F
電話番号:011-215-0831
営業時間:11:00〜15:00、18:00〜21:00
定休日:不定休
アクセス:地下鉄大通駅 徒歩7分

<サツメシ記事>

スープカレー しゃば蔵:“羊骨”スープカレーのラーメン

続いては「スープカレー しゃば蔵(しゃばぞう)」。その名のとおりスープカレーの店です。

この店が他と違うのは単なるカレー味のスープではなく、“スープカレーそのもののラーメン” が食べられること。

さらにそのスープカレーは「羊骨(ようこつ)」ベースという珍しいもので、店によれば“道内でもここだけ”とのことです。なお、「羊が苦手…」という方は「煮干しのスープ」もあるので安心してください。

「生ラムタタキ Spiceラーメン 羊骨スープ」

「生ラムタタキ Spiceラーメン 羊骨スープ」

おすすめは「生ラムタタキ Spiceラーメン 羊骨スープ」(税込1,000円)。
「生ラムのタタキ」がたくさん乗ったラーメンで、生ラムらしい食感と旨み、食べ応えも十分。

羊骨のダシとスパイスの組み合わせはバランスが良く、羊ならではの深いコクにしっかりアクセントが効いた仕上がりになっています。

麺にもこだわり、ミシュランのビブグルマンに輝く名店「麺屋 菜々兵衛」の自家製麺を使用しています。その口当たりの良さと、羊骨スープをほどよく吸ってくれる “絡み具合” はこのラーメンにベストマッチです。

ラストは「スープカレー」

ラストは「スープカレー」

麺を食べた後は50円で付けられる「ミニライス」を残りのスープに投入してスープカレーとして楽しみましょう。

もちろん本業の「スープカレー」もしっかりラインアップ(1,000円〜)。もちろん「生ラムタタキ」はスープカレーでもOKです。

場所は札幌と大通を結ぶ地下歩行空間直結のビル(札幌ノースプラザ)なので、雪の日でもアクセスしやすい、これは大きなポイントといえるでしょう。

店名:スープカレー しゃば蔵
住所:札幌市中央区北1条西4丁目2-2 札幌ノースプラザビル B1
電話番号:011-221-0709
営業時間:11:30〜15:00(L.O.14:30)、17:00〜22:00(L.O.21:00)
定休日:日曜・祝日、夏季・年末年始休あり
アクセス:地下鉄大通・さっぽろ駅直結

<サツメシ記事>

らーめん寅乃虎:円山の隠れ家でスパイシーに!

「らーめん寅乃虎(とらのこ)」は、地下鉄円山公園駅から10分ほど南に歩いた住宅地にあります。

この店はラーメン屋ですが、売りは「スパイシーカレーラーメン」。札幌の2大グルメを「ラーメン」サイドから本格的にアプローチした一品です。

「とらのこらーめん」と称するこのラーメンは「一ノ寅(こってり)」「二ノ寅(あっさり)」(ともに税込850円、食券方式)があり、食券を渡す時に辛さを指定します(聞かれます)。ノーマル・中辛・特辛は無料、超特辛は+50円になります。

「とらのこらーめん」(一の寅)

「とらのこらーめん」(一の寅)

ランチタイムなら「ライス」がサービスになるので必ずもらいましょう。ディナータイムなら100円(大盛りは150円)のチケットを購入してください。

ラーメンの具はチャーシュー・挽肉・メンマ・木耳・ネギ・玉子(半分)に糸唐辛子。スープには白ゴマやスパイスなども浮かんでいます。

チャーシューは表面が炙られ香ばしく、厚みがありながらホロりと崩れるような柔らかさのもの。トッピングに追加できますが(100円)一人一枚限りという “限定品” です。

麺は中太プリプリの縮れ麺で、典型的な“札幌麺” です。スープが絡みやすくスパイシーな味にもよく合います。スープをひと口含めばフワッとスパイスが香り、その刺激とともにスープの旨味を感じます。

ランチタイムは「ライス」サービスです

ランチタイムは「ライス」サービスです

麺を食べたならライスをスープに浸して食べてみましょう。まさにスープカレーの味わいが楽しめます。これが「ライス」をおすすめした理由なのです。

なお、メニューにはカレーラーメン以外にも「白正油らーめん」「味噌らーめん」「塩らーめん」(各850円)もあり、“3味” をラインアップする札幌のラーメン屋スタイルはしっかり守っています。

店名:らーめん寅乃虎
住所:札幌市中央区南5条西24丁目1-17 藤栄ビル1F
電話番号:011-513-3050
営業時間:11:00〜15:00、17:00〜20:00(火曜日は昼のみ)
定休日:水曜日
アクセス:地下鉄東西線円山公園駅 徒歩10分

<サツメシ記事>

らーめん優月:らーめんとカレーの“二刀流”

「らーめん優月」はラーメン店ですが、そのオフィシャルページには「らーめんとカレーライスの店です」と謳う、いわば “二刀流” の店。

場所は札幌中心部からは少し離れていますが、実際カレーだけを食べに来るお客さんもいるほどで、ラーメン客とともに賑わいをみせる人気店です。

メニューのトップには、この店の名物ともいえる「eth-curry RA-MEN(エス・カレー・ラーメン)」(850円)が君臨しています。

「eth-curry RA-MEN(エス・カレー・ラーメン)」

「eth-curry RA-MEN(エス・カレー・ラーメン)」

その名のとおり“エスニックなアジアンスパイシーのラーメン”というコンセプトで開発されたラーメンで、40種類以上の原材料を使用したスパイシーさが特徴です。

まずスープを口に含むと確かに「スープカレー」を想わせますが、“とろみ”もあり、トッピングや麺が(あえてエスニックやスープカレー風に走らず)普通のラーメン的な作りにしているところにむしろこの店の“独創性”を感じます。

麺は意外にノーマルタイプ

麺は意外にノーマルタイプ

量少なめの “short ver”(760円)もあり、中 or 小ライスが付くので、こちらでスープカレー的に食べるのもおすすめです。

本業のラーメン店としては、しっかり札幌の3定番の味を「粗挽醤油・優月味噌・粗挽・優月塩」(税込750円〜)としてラインアップ。

一方のカレーは「カレーライス」(普通盛730円〜)、「カツカレー」(880円)「厚切りカツカレー」(1,050円)が用意されています。

「らーめん優月」の店内は女性スタッフだけ。
店名通り“優しい”雰囲気に満ちあふれるラーメン&カレー好きには外せない一軒です。

店名:らーめん優月
住所:札幌市東区北12条東13丁目2-15
電話番号:011-741-9000
営業時間:11:00〜15:00、17:00〜20:00、土日祝日11:00〜20:00
定休日:水曜日
アクセス:地下鉄東豊線東市役所前 徒歩10分、 環状通東駅 徒歩4分

<サツメシ記事>

辛いラーメン14:札幌で“辛い”スパイスラーメン!

札幌で “辛い” ラーメンといえば、その名も「辛いラーメン14」が有名です。
すすきのと中島公園との間の南7条西2丁目。目の前を鴨々川が流れる場所にあります。

店名に謳うように “辛さ” には強いこだわりを持ちますが、その象徴が「中澤農園の唐辛子」。キレの良い辛味があり、それを自家製辣油にも活かします。

スープは豚骨・鶏ガラにたっぷりの野菜によって甘味と旨味が十分にあり、辛味とのバランスがしっかり取れています。

そのスープに道産小麦100%自家製中太縮れ麺がよく絡みます。具の直火炙りチャーシューは柔らかく煮込まれ、旨味もたっぷりです。

その名も「スパイスラーメン」

その名も「スパイスラーメン」

そのラーメンは基本の3味「味噌・醤油・塩」がありますが、ここでの注目は「スパイスラーメン」(900円〜)。元々は札幌の有名カレー店「黒岩咖哩飯店」とのコラボから始まりましたが、人気を集めレギュラーメニューとなったものです。

名店のオリジナルスパイスを使った「スパイスラーメン」はこの店のコンセプトとも見事に融合しています。ラーメン店が単にバリエーションメニューとして作ったものではありません。

最後はもちろん“ライス投入”

最後はもちろん“ライス投入”

もちろん、ライス投入による “スープカレー的” な味わいもしっかり楽しめます。

なお本店はすすきのの外れになりますが、2号店の「札幌南口店」(北4西6)もあるので、札幌駅付近にいる際はこちらの利用をおすすめします。

店名:辛いラーメン14 南7条本店
住所:札幌市中央区南7条西2丁目2-22 豊水ビル
電話番号:011-596-6377
営業時間:11:00〜15:00、17:00〜23:00
定休日:月曜日
アクセス:地下鉄東豊線豊水すすきの駅 徒歩5分

<サツメシ記事>

札幌カリーぱお:琴似の老舗で“エスニック”なラーメン

札幌第二の繁華街とされる琴似。その琴似で人気のカレー店が「札幌カリーぱお」。琴似に店を構えて20年以上、地元の常連さんに愛されてきました。

店の看板や窓部分に描かれているピンク色の「象」はこの店のキャラクター“ぱおちゃん”。店内のメニューや案内板などにも描かれており、手作り感と親しみを感じさせることに一役買っています。

この店では「カレーをいろいろな食べ方で気軽に味わえる」ことが特徴で、「エスニックラーメン」(800円〜)もそのひとつ。

スパイシーな「エスニックラーメン」

スパイシーな「エスニックラーメン」

そのスープは味噌風味のカレー味でスパイスも効いており、野菜もいろいろ入っています。そして見た目もまさに “スープカレー” です。

麺は「札幌黄」(札幌名産の玉ねぎ)入りという独特のもので、スープとの相性もバッチリです。
そして「ライス」(+100円)投入による “シメの楽しみ” もバッチリ!

“シメ”はスープカレー風に!

“シメ”はスープカレー風に!

もちろんその他のカレーメニューも充実しています。
朝9時に開店するのも特徴で、「朝カレー」(700円)も人気のメニューになっています。

さらに朝からでもレギュラーメニューを注文できるので、もちろん「エスニックラーメン」で “朝ラー” が可能です。

このようにカレーを朝からでも、それもいろいろなスタイルで気軽に味わえるという「札幌カリーぱお」は、カレー好きなら一度は訪れてみるべき一軒といえる店でしょう。

店名:札幌カリーぱお
住所:札幌市西区琴似1条7丁目3-31
電話番号:011-611-5890
営業時間:9:00〜16:00(L.O.15:30)
定休日:火・水曜日
アクセス:地下鉄東西線琴似駅 徒歩5分

<サツメシ記事>

札幌2大グルメの組み合わせを味わおう!

札幌の2大グルメである「ラーメンと“スパイシー”なスープカレー」を同時に味わえる店をご紹介しました。

さすがに札幌のグルメは奥深く、店もスープカレー店、ラーメン店、カレー店に加え、スパイスカレーの専門店もありました。

どの店でもこだわりのスパイシーラーメンに出会えます。ぜひ食べ比べも楽しんでみてくださいね!