札幌で食べる「丼もの」の店!おすすめの厳選6店!

札幌で食べる「丼もの」の店!おすすめの厳選6店!

「丼もの」といえば、丼に入ったごはんの上に食材を乗せ、それを一緒に食べるもの。
じっくり味わうもよし、サッと “掻き込む” こともできる何とも合理的な食べ物といえる「丼(どんぶり)」ですが、やっぱりおいしい「丼」を食べたいですね。

今回はユニークな丼やインスタ映え抜群の丼、そしてもちろん味の良い「札幌で丼ものを食べるならここ!」というおすすめの店をご紹介します。

なお、札幌を代表するグルメである「海鮮丼」や「豚丼」は別記事で特集しているので、今回は対象外としています。

<「海鮮丼」記事はこちら>
<「豚丼」記事はこちら>

すすきの食堂:「ハムエッグ丼」

札幌で「丼(どんぶり)」が名物の店といえば、「すすきの食堂」は代表的な一軒です。
その名のとおり「すすきの」(南5西6)にある食堂ですが、この店 “夜の街すすきの” らしく24時間営業(※)なのです!

(※ 当記事作成時の2022年2月時点では感染対策のため、朝7時頃〜20:30L.O.の時短営業です)

店内はカウンターとテーブルの小さな食堂ですが、メニューは充実。丼物から各種定食、カレー各種、麺類、おにぎり・お茶漬けまで。さらに「当日のおすすめメニュー」も黒板に手書きされています。

名物「ベーコンエッグ丼」

名物「ベーコンエッグ丼」

その中の名物が「ベーコンエッグ丼」(税込680円)。
丼のご飯の上に卵2つの目玉焼きとベーコンが乗っており、目玉焼きは半熟で割ると黄身がトロ〜り。オリジナルのタレがかけられており、TKG(卵かけごはん)のようにも味わえます。

TKG+ベーコン!

TKG+ベーコン!

この店のユニークなシステムが「日替りサービス」
24時間営業なので朝の6時に曜日が切り替わり、その曜日に該当する料理の食材が“5割増し”になるというサービスです。

「ベーコンエッグ」の該当曜日は月曜日。月曜日なら目玉焼きの卵が2つから3つに増えます
なお、火曜日は「オムライス」、水曜日なら「ハンバーグ定食」、木曜日だと「唐揚げ定食」がそれぞれ1.5倍に増量されます。

“朝ラー(朝のラーメン)” ならぬ “朝どんぶり” に始まり、もちろん “ランチ”、さらにすすきので飲んだ後の “締めどんぶり” まで。
そんな札幌で一日中味わえる「丼」がここ「すすきの食堂」にあるのです!

店名:すすきの食堂
住所:札幌市中央区南5条西6丁目 第3エイトビル1F
電話番号:011-563-3388
営業時間:24時間営業11:00〜17:00〜24:00(L.O.23:30)
定休日:無休
アクセス:地下鉄すすきの駅 徒歩5分

<詳細記事はこちら>

十勝居酒屋 一心:「和トロ丼」

近年、人気の食材に「牛フレーク」があります。牛肉のおいしさを “そのまま味わえる” 独特の製法で牛肉をフレーク状にしたものです。

この「牛フレーク」をごはんと一緒に思い切り味わえる。そんな丼を食べられる店、それが「十勝居酒屋 一心(いっしん)」。札幌の地下道「チカホ」直結の商業施設「sitatte sapporo」の2階にあります。

十勝ならではの「和トロ丼」

十勝ならではの「和トロ丼」

そのメニューとは「和トロ丼」(定食1,490円)です。
牛フレークは解凍状態でごはんにたっぷり。お膳には「山わさび」と小さなおろし金が乗せられているので、これを擦って薬味にします。その他ネギとノリも添えられています。

温かいごはんで柔らかくとけた牛フレークは牛肉の味が “そのまま” 感じられます。
次にタレをかけてみれば、その脂分とちょうど良いバランスに。さらにフレークの真ん中には卵の黄身が乗せられており、これを割ればトロっと肉に混ざります。

「薬味」を合わせて!

「薬味」を合わせて!

さらに薬味類を乗せて全部一緒に味わえば、これまたひと味違う “牛トロ” を味わえます。

「十勝居酒屋 一心」ではその他 “ワンコイン” の定食をはじめ「ザンギ」、そして十勝といえばの「豚丼」などの定食も用意されており、ランチはもちろんディナータイムでも食べることができます。

店名:十勝居酒屋 一心
住所:札幌市中央区北2条西3丁目 札幌フコク生命越山ビル2F
電話番号:011-207-0001
営業時間:11:00〜23:00(L.O.22:00)
定休日:無休
アクセス:地下鉄さっぽろ駅 徒歩2分、大通駅5分

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肉処くろべこや:「ローストビーフ丼」

札幌で “肉好き” におすすめ、そして “インスタ映え” という店なら「肉処くろべこや」は外せない一軒です。
北海道庁の東側にあるビルの地下。人気の飲食店が入る穴場のグルメスポットに店を構えます。

ノーマルの「ローストビーフ丼」

ノーマルの「ローストビーフ丼」

人気のメニューは「くろべこ ローストビーフ丼」(税込896円、サラダに汁物、ドリンク付き)。
丼というより大き目の深皿にローストビーフがご飯を被うように乗せられます。真ん中には卵、そしてタレ・とびっこ・しそ

ローストビーフ丼のラインアップには「鬼」(1,396円)もあり、通常のローストビーフ丼に別皿で “追加のローストビーフ” が盛られてきます。肉の量は5割増しの250gになります!

肉がそびえ立つ「鬼」

肉がそびえ立つ「鬼」

その追加肉を店員さんがローストビーフ丼の上に乗せてくれます(追い肉!)
肉のそびえ立つ姿はまさに山のよう!最後に和風ダレを上からかけて準備完了です。

ローストビーフは柔らかく、食べやすさを感じどんどん食べられます。
肉は見た目以上の枚数が重ねられており、食べても食べてもなかなか肉が減らないと思うほど。文句なしのボリュームです!

しばらく食べ続けてようやく “追い肉” 前の(ローストビーフ丼)の量に戻ります。
既に卵黄は周りの肉やごはんにもよく染み込んでおり、TKGのような味わいも楽しめます。最初に乗せられていた「とびっこ」のプチプチ感がここで活躍してくれます。

ここ「肉処くろべこや 」はその店名からもわかるように、“肉料理” の専門店なので、ランチを経験したなら夜の料理(ステーキやしゃぶしゃぶなど)も楽しんでみましょう!

店名:肉処くろべこや
住所:札幌市中央区北3条西7丁目 緑苑ビルB1F
電話番号:011-251-6657
営業時間:11:30〜14:30、17:00〜21:00(L.O.各30分前)
定休日:無休
アクセス:地下鉄さっぽろ駅 徒歩5分

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くに美:「ステーキ丼」

札幌で「肉」の丼といえば、「ステーキ丼 くに美」もおすすめです。
場所は中央区役所近くの西9丁目。地下鉄なら東西線西11丁目駅から徒歩5分ほど。

看板メニューは店名どおり、「くに美のステーキ丼」(税込1,180円)。

見映えも抜群「くに美のステーキ丼 TKG&山ワサビ」

見映えも抜群「くに美のステーキ丼 TKG&山ワサビ」

ご飯の上にステーキを隙間なく盛った丼で、こだわりの肉は北海道産の牛肉「キタウシリ」を使っています。北海道の「キタ」と牛の「ウシ」にアイヌ語で “大地” を意味する「モシリ」を組み合わせて命名されたブランド赤身牛肉です。

その肉をレア気味に焼き上げ、醤油や赤ワインを使った特製ソースで仕上げます。米は北海道産の「ななつぼし」を大型のガス釜でふっくら炊き上げたもの。

ステーキの山の如く見える写真映えも抜群の一品で、肉は柔らかく赤身の旨味も十分、ごはんとの相性も抜群です。

相性の良い「山わさび」で

相性の良い「山わさび」で

ステーキ丼はイタリア産のバジルソースと北海道ならではの山ワサビをトッピングした「バジル&山ワサビ」(1,310円)、道内栗山町酒井農場の新鮮な卵黄と山ワサビを組み合わせた「TKG&山ワサビ」(1,310円、おすすめ!)も用意されています。

営業時間は11:00〜15:30(L.O.15:00)ランチタイムに肉の「丼」を食べたい時は、ここ「ステーキ丼 くに美」へ行ってみましょう!

店名:ステーキ丼 くに美
住所:札幌市中央区南3条西9丁目1000-6 イオ南3条ビル1F
電話番号:011-211-1030
営業時間:11:00〜15:30、(テイクアウトは〜18:30、L.O.18:00)
定休日:木日曜・第3水曜日
アクセス:地下鉄東西線西11丁目駅 徒歩6分

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味処 愛路:「かつ丼」

JR札幌駅から大通駅に繋がる地下歩行空間(チカホ)に直結した敷島ビルの地下飲食街には飲食店が何軒も入っており、グルメスポットとして知られています。

その一軒「味処 愛路(よしじ)」は1985年(昭和60年)創業の “昭和の食堂” を感じさせる老舗です。

定番の「かつ丼」

定番の「かつ丼」

「愛路」で人気メニューのひとつが “丼ものの定番” である「かつ丼」(税込850円)です。
注文すればトンカツを揚げる音が聞こえ、ほどなく目の前に現れた「かつ丼」は、とじた卵の白身と黄身の半熟具合が美しい これぞ“王道” の仕上げ!

食べてみれば、カツにダシの効いた “つゆ” が染み込みながら、揚げたてのサックリ感も楽しめる。そんな「愛路のかつ丼」です。

“つゆ”の味+“サックリ”感!

“つゆ”の味+“サックリ”感!

味噌汁はやや薄味でダシはしっかりという「かつ丼」にちょうど良いバランスの味付けになっています。

「かつ丼」の他にも「メンチカツ定食」(850円)や「日替わり定食」も人気です。
札幌の昔ながらの食堂「丼もの」や「定食」を食べるなら、ここ「味処 愛路」をおすすめします。

店名:味処 愛路
住所:札幌市中央区北2条西3丁目1 敷島ビルB1F
電話番号:011-221-3609
営業時間:11:00〜15:00、17:00〜19:00(土11:30〜15:00)
定休日:日曜・祝日
アクセス:地下鉄大通駅 徒歩3分

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斗香庵 HIGASHI:「タレカツ丼」

「タレカツ丼」とは(前項「味処 愛路」でご紹介したような)一般的な卵でカツをとじたものではなく、揚げたカツをタレにくぐらせてご飯に乗せた丼です。
全国的には「新潟」のご当地グルメとして知られますが、札幌ではあまり見かけることはありません。

そんな札幌で、とんかつの専門店ではなくメインの料理でもありませんが、ここを紹介しないわけにはいかない!といえる店が「斗香庵 HIGASHI(とこうあんひがし)」です。

この店はラーメンの専門店で、「中華そば」や時間限定の「鶏中華そば」(各税込590円)がメインメニューになりますが、「どんぶり各種」として 各種の“ミニ丼” も提供しています(各390円、そばとのセットでのみ注文可)。

「タレカツ丼」これが390円!

「タレカツ丼」これが390円!

その中で券売機にも “一番人気” とある丼が「タレカツ丼」です。
小さめの丼には軽めのご飯(160gとのこと)の上に3枚の「タレカツ」が載せられ、キャベツの千切りも添えられています。

そのカツをひと口食べてみれば、その柔らかさに驚くことでしょう。薄めの肉とはいえ、その品質の高さとしっかりした仕込みが施されなければ得られるものではありません。

柔らかく食べやすい肉です

柔らかく食べやすい肉です

タレはやや控えめな醤油味。ラーメンのスープともちょうど合う味付けです。
丼の端に添えられる辛子にもちょっとした気遣いを感じます。

そして食べ終わったなら、ここで “ラーメン店” ながらご紹介した理由が納得いただけるはずですよ!

店名:斗香庵 HIGASHI
住所:札幌市東区北10条東4丁目2-51
電話番号:011-704-4080
営業時間:11:00〜15:00(L.O.14:30、月曜日夜営業あり)
定休日:水曜日(祝日営業翌日休)
アクセス:地下鉄東豊線北13条東駅 徒歩5分

札幌で「丼」グルメを楽しもう!

札幌で食べるおすすめの「丼」をご紹介しました。

シンプルな料理である「丼もの」ですが、どの店もこだわりを持って食材を厳選し、作り方にも工夫を凝らしています。

さらにササっと食事ができる店、じっくり食材を味わう店などの違いもありました。
ぜひ店ごとの特徴を事前にチェックして、札幌の “丼グルメ” を楽しんでくださいね!