札幌駅前通地下歩行空間「チカホ」直結 “グルメビル” のおすすめ店！
「チカホ（チ・カ・ホ）」とは、JR札幌駅と地下鉄大通駅を結ぶ札幌駅前通の地下に設けられた “地下歩行（チカホコウ）” 空間の愛称です。
降雪の多い札幌の冬でも快適な歩行を確保してくれる便利な地下道で、大通駅からはオーロラタウン・ポールタウンという地下商店街と接続し、ポールタウン経由では狸小路商店街やすすきの駅とも繋がっています。
ここでは、そんな便利地下道「チカホ」直結し、レストランフロアが人気の “グルメビル” からおすすめの店をご紹介しましょう。
「sitatte sapporo（シタッテサッポロ）」のおすすめ店
「sitatte sapporo（シタッテサッポロ）」は北2条西3丁目にある札幌フコク生命越山ビルにある商業施設の名称です。由来は「SIT（座って）」＋「ATTE（逢って）」という造語。エスカレーターと並んでゆったり座ることのできる階段が設けられています。
現在、地下1階から3階に11軒の飲食店があり、道内初出店として注目された店もあります。
麻 SHIBIRE
「麻 SHIBIRE（シビレ）」は、東京神楽坂に本店を構える四川料理の名店「芝蘭（チーラン）」がプロデュースする道内初出店の店。sitatte sapporoの地下入口にあります。
看板メニューの「担担麺」
店名の「麻」とは四川料理の“痺れ（しびれ）”のこと。そのものズバリがこの店の特徴です。
「麻婆豆腐」も外せません！
看板メニューは「担担麺」。コクと旨みを味わうなら「汁あり」、痺れを味わうなら「汁なし」を。もちろん四川料理の2大看板「麻婆豆腐」もおすすめです。
店名：麻SHIBIRE
住所：札幌市中央区北2条西3丁目 札幌フコク生命越山ビル B1F
電話番号：011-213-1485
営業時間：11:00〜16:00、18:00〜22:00（日曜日11:00〜15:00）
定休日：無休
銀座 篝 札幌店
「銀座 篝（かがり）」といえば、銀座で路地裏ラーメンの一大ブームを巻き起こした名店。その北海道初進出の「札幌店」がここsitatte sapporoにあります（B1F）。
「鶏白湯」のSoba
店の入口横に書かれた「鶏白湯Soba」が看板メニューです。
創業者がかつて腕を磨いた「水炊き」の技術を応用した濃厚な鶏白湯のスープは、クリーミーなポタージュのような口当たり。中細のストレート麺がよく絡む完成度の高いラーメンです。
トッピングの「味玉」
店名：銀座 篝 札幌店
住所：札幌市中央区北2条西3丁目 札幌フコク生命越山ビル B1F
電話番号：011-200-0588
営業時間：11:00〜23:00（土日祝は〜22:00）
定休日：無休
博多もつ鍋 やまや 札幌駅前通り店
明太子の名店「やまや」が全国に展開する「博多もつ鍋 やまや」。その「札幌駅前通り店」がsitatte sapporoに入っています（2F）。
ランチの定食が人気（写真は「がめ煮定食」）
おすすめは “辛子明太子食べ放題” のランチです。もつ鍋屋ならではの「やまや自慢のもつ鍋膳」、博多名物「がめ煮定食」に加え、「鶏の唐揚げめんたい風味定食」「じっくりたれ漬け豚生姜焼き定食」「本日の焼き魚定食」があります。
「明太子」食べ放題！
最近では「ハム＆メンチ定食」や数量限定の「博多ごまさば御膳」もメニューに載りました。
店名：博多もつ鍋 やまや 札幌駅前通り店
住所：札幌市中央区北2条西3丁目 札幌フコク生命越山ビル 2F
電話番号：011-223-8088
営業時間：11:00〜15:00、17:00〜22:00（L.O.）21:30
定休日：無休
大衆食堂 十勝居酒屋 一心
sitatte sapporoの2階、賑やかさを感じる店構えの「大衆食堂 十勝居酒屋 一心」があります。その雰囲気どおり「昼飲み」もOK！という店です。
「老舗鴨川豚丼定食」（写真は醤油味）
おすすめはランチの「老舗鴨川豚丼定食」。「鴨川」とはかつて帯広にあった豚丼の名店（現在は閉店）で、ミシュランガイドでビブグルマンを獲得したほどの店でした。その味を再現したここ「一心」の豚丼は一食の価値ありです。
「味噌」味もおすすめ
豚丼には通常の「醤油味」と「味噌豚丼」もあり、こちらがミシュランでも高く評価されました。
店名：大衆食堂 十勝居酒屋 一心
住所：札幌市中央区北2条西3丁目 札幌フコク生命越山ビル2F
電話番号：011-207-0001
営業時間：11:00〜23:00（L.O.22:00）
定休日：無休
「miredo（ミレド）」のおすすめ店
「miredo（ミレド）」は2020年6月にオープンしたチカホ直結のビル大同生命ビルにある商業施設です。中央区の北3条西3丁目に位置することから、「ミ（日本語の3）」「レ（アイヌ語の3）」そして北海道の「ド（道）」を組み合わせて命名されました。
北海道初進出の店や新業態として出店した店もあり、注目を集めています。
山本のハンバーグ miredo札幌店
2020年「miredo（ミレド）」のオープン時、特に注目を集めた店が「山本のハンバーグ」でした。東京で「俺のハンバーグ山本」として大人気となった店の道内初進出だったからです。
メニューも「山本のハンバーグ」（写真は目玉焼きトッピング）
看板メニューは店名と同じ「山本のハンバーグ」。ごはん・味噌汁・ミニ野菜ジュースのセット。ランチタイムにはミニサラダも付きます。
「ミニ野菜ジュース」は使った野菜も見せてくれます
そのハンバーグには黒毛和牛の挽肉を使い、味噌に和風出汁を加えた “ごはんによく合う” 特製のデミグラスソースで仕上げます。
店名：山本のハンバーグ miredo札幌店
住所：札幌市中央区北3条西3丁目 大同生命札幌ビル1F
電話番号：011-596-0872
営業時間：11:00〜22:00
定休日：無休
蕎麦 立飲み 一味（ICHIMI）
チカホに直結して気軽に利用できるmiredoの店舗として、その特性を活かした店が「蕎麦 立飲み 一味（ICHIMI）」。
銘酒もいろいろ！
一見普通の立ち食い蕎麦屋ですが、実はこの店、ミシュランで星を獲得した札幌の名店「みえ田」のプロデュースなのです！
「天ぷら」で一杯！
「天ぷら」などでちょいと一杯、蕎麦でさっと仕上げる。そんな使い方がおすすめ。土日祝日には、ドリンク2杯＋おつまみ1品で“千円ポッキリ”という「ほろ酔いセット」もやっています！
店名：蕎麦 立飲み 一味（ICHIMI）
住所：札幌市中央区北3条西3丁目 大同生命札幌ビルB1F
電話番号：011-212-1341
営業時間：11:00〜22:00（L.O.21:00）
定休日：無休
「札幌国際ビル」のおすすめ店
「札幌国際ビル」は昭和49年（1974年）竣工という50年近い歴史を持つビルです。
その地下には以下に紹介するカレーの名店「コロンボ」などが入る飲食フロアがあり、札幌では老舗のグルメビルとして知られています。
カリーハウス コロンボ
札幌でカレーといえば「スープカレー」がご当地グルメとして人気です。
ルーカレーの名店「コロンボ」（写真はビーフカレー）
しかし札幌にはスープカレーに負けないルーカレーの名物店があるのです。それはチカホ直結のグルメビル「札幌国際ビル」にある「カリーハウス コロンボ」。創業50年近い歴史を持ち、今なおランチタイムには長い行列ができるという人気店なのです！
おすすめの「スタミナカレー」
おすすめは「スタミナカツカレー」。人気メニューの「カツカレー」と「たまごカレー」をミックスした黄金コンビのカレー！さらに、日替わりの水曜日「煮込みハンバーグカレー」も名物カレーとして大人気です。
店名：カリーハウス コロンボ
住所：札幌市中央区北4条西4丁目1 札幌国際ビルB1F
電話番号：011-221-2028
営業時間：11:00〜20:30（土日祝は〜19:00）
定休日：第4日曜日
味処 あずま
札幌国際ビルで人気の「カリーハウス コロンボ」と同フロア、「味処 あずま」は隠れファンの多い穴場の店といえるでしょう。
伝説の「豚丼」
看板には「十勝の豚丼」と「関西うどん」の文字。席についてメニューを見れば、「あずま名物 伝説の豚丼」とあります。前身の喫茶店時代（中島みゆきさんの「店の名はライフ」のモデル）からの名物なのです。
うどんは「関西風」
「関西うどん」も自慢で、「ミニ丼＋うどんセット」なら両方の名物料理を味わえます。
店名：味処 あずま
住所：札幌市中央区北4条西4丁目1 札幌国際ビルB1F
電話番号：011-242-2883
営業時間：11:00〜20:00（土〜18:00、日祝〜17:00）
定休日：第3日曜日
立呑みパラダイス
チカホ直結の “立ち飲み酒場” なら、その名も「立呑みパラダイス」が人気です。
「ホッピー」もあります！
この店の良いところは開店が11時、そして “通し営業” で終電間近の23時まで開いていることです。地下鉄さっぽろ駅なら徒歩1分！サッと入ってサクッと飲める店なのです。
名物の「串揚げ」
「ハイボール」＆「サワー」が199円（税抜）で飲めるもこの店の魅力で、自慢の「串揚げ」や酒場の定番「ポテトサラダ」「ハムカツ」などとともに “サク呑み” を楽しみましょう！
店名：立呑みパラダイス
住所：札幌市中央区北4条西4丁目1 札幌国際ビルB1F
電話番号：011-211-6677
営業時間：11:00〜23:00（土日祝〜22:00）
定休日：無休
「敷島ビル」のおすすめ店
「敷島ビル」のチカホ入口
「敷島ビル」は、札幌駅前通りの北2条にある半世紀の歴史を誇る老舗のビルです。
チカホに直結する地下フロアには人気の飲食店が何軒もあり、特にランチタイムには同ビルや周辺のサラリーマンの食事スポットとして賑わっています。
175°DENO担担麺 札幌駅前通店
札幌発の「担担麺」専門店として、その頂点にあるといえる店が「175°DENO担担麺」。札幌に本店を構え、東京・仙台・福島にも出店するという人気の店です。
「汁あり」担担麺
その一軒がチカホに直結する敷島ビルにある「札幌駅前道店」。そのアクセスの良さは大きな魅力といえるでしょう。
「汁なし」担担麺
店名のとおり、名物はもちろん「担担麺」。担担麺には「汁なし」と「汁あり」があります。そして “痺れ（シビれ）度合い” を選べるのが特徴です。最後にはごはんを追加して「追いめし」を味わいましょう！
店名：175°DENO担担麺 札幌駅前通店
住所：札幌市中央区北2条西3丁目1 敷島ビルB1F
電話番号：011-211-4157
営業時間：11:30〜15:00、17:30〜21:00（祝〜16:00）
定休日：日曜日
エーデルワイス
敷島ビルのオープン時から営業を続ける老舗の喫茶店が「エーデルワイス」です。
「コーヒー」のおいしい老舗喫茶店です
おすすめは「モーニングセット」。開店の朝8時から提供されるこの店には5種類のモーニングセットがありますが、ここではそのボリュームで人気の「Cセット」（650円）をご紹介しましょう。
ボリュームたっぷりの「Cセット」
その内容は、ドリンクにクロワッサン・ロールパン・フランスパン2切れ・サラダ・ミニオムレツ・スープ or フルーツサラダというもの！
初めて注文すると店主から「量、多いですよ！」と一言あるかもしれません。
店名：エーデルワイス
住所：札幌市中央区北2条西3丁目1 敷島ビルB1F
電話番号：011-261-7870
営業時間：8:00〜18:00
定休日：土・日曜・祝日
味処 愛路
敷島ビルで人気の定食屋といえば「味処 愛路（よしじ）」です。昭和60年（1985年）創業という老舗で、まさに “昭和の食堂” の雰囲気を残しています。
おすすめの「かつ丼」
おすすめは「かつ丼」。とじ卵の白身と黄身の半熟具合が見事で、カリッと揚げたてのとんかつに馴染みます。ダシが効いた甘口のつゆとのバランスも良い味わいです。
おいしい「味噌汁」付き
かつ丼と並ぶ人気メニュー「メンチカツ定食」や日替わりの「和定食」もおすすめです。
店名： 味処 愛路
住所：札幌市中央区北2条西3丁目1 敷島ビルB1F
電話番号：011-221-3609
営業時間：11:00〜15:00
定休日：土・日曜・祝日（営業時間とも変更あり、要確認）
寿し心 なかむら
敷島ビルでお寿司なら「寿し心 なかむら」です。人気はランチのセット（税込980円〜）。で、握り寿司にお椀・デザートが付くというコスパの良いもの。
おすすめの「Cセット」
セットはA・B・Cとあって、寿司タネの種類や数、巻物の種類が変わります。
「Cセット」は握り8貫と巻物が鉄火巻になる贅沢仕様（1,380円)でおすすめです。
「デザート」も付きます
各セットには、お得な「1.5人前」や「日替わり弁当」もあります。
店名：寿し心 なかむら
住所：札幌市中央区北2条西3丁目1 敷島ビルB1F
電話番号：011-219-1221
営業時間：11:30〜14:00、17:30〜22:00
定休日：不定休
便利なメインストリート「チカホ」でグルメを楽しもう！
札幌の “メインストリート” ともいえる地下歩行空間「チカホ」。今回はその「チカホ」に直結したグルメビルにある、おすすめの店をご紹介しました。
降雪の多い札幌ならではの施設といえる「チカホ」は札幌・大通駅間の移動など、普段使いの機会も多いことでしょう。
天候に左右されず、アクセスに便利な「チカホ」でのグルメをぜひ楽しんでください！